最小限のモノで暮らす人たちのことを、ミニマリストというそうです。

物を置くためのスペースは、物のために家賃を払っているようなもの。物を買うためにどれだけの時間を費やしているか。ほとんど物を置いていない、旅館のお部屋の心地よさ。物から解放される、旅の開放感。物のためにどれだけ自分のエネルギーを費やしているか。

確かに!

物を手に入れて、管理して、使って、きれいにして、保管して、手放すまでのエネルギーといったら!そして、大人になった今、使える時間が極度に限られている今、物に時間を費やすことがどんなにもったいないことか実感しています。その時間を大事なことに使ったり、学びのために使う人とその逆の人では、その小さな積み重ねが大きな差になっていくと思うのです。もやっとしていたことを、著者が言語化してくれていたので、改めて気がつきました。

まだまだ手放せていないわたしは、旅行の荷物バッグが小さい人にものすごく憧れます。そうなりたいな~!

 

「ぼくたちに もうモノは 必要ない。」佐々木 典士 著  ワニブックス