2014年6月18日の記事です
今週21日に、夏至を迎えます。1年の中で最も太陽のエネルギーが降りそそぐ時期です。梅雨の時期で、太陽は雲に隠れがちな季節ですが、雲の切れ間からこぼれる光や、植物を生き生きと育むエネルギー、わくわくした1日を予感させる朝日や、力強く輝く夕日にただただ心を空っぽにして、身を委ねるのも、豊かな素敵な時間の過ごし方かもしれません。悲しいときも、楽しく時間を過ごしているときも、太陽はいつもそばにいて、柔らかな光を届けてくれます。
「太陽とともに生きる」アリシア・ベイ=ローレル 著
「地球は、太陽のあばら骨の1本を取って作られました。地球はわたしたちの母なるすべてのもの、太陽は父なるすべてのものであり、地球の全生命は、太陽と地球との聖なるまじわりから生まれたものです。精神と物質とは、けっして分けることができません。わたしたちは、かれらの永遠の情熱から生まれた子どもなのです。」
「太陽の精として、わたしたちはこの世に人間のかたちをとって生まれてきました。やがてわたしたちが、この地球にとって無害であることが証明されたとき、わたしたちは人間から脱却して、動物や樹木のように、より大地に密着した存在となれるのです。」
樹木のこと、樹木に仲間だと認めてもらう方法、太陽の光を取り入れた飾りの作り方、楽器の手作り、時間ごとの歌、月や星座の動きごとの季節の歌、瞑想やマントラ、ヨガのポーズも、美しいイラストとともに紹介されていて、眺めているだけで、時間の流れ方がゆっくりになって、太陽の光をいっぱいにあびたような、しあわせな気持ちになれる本です。🌞そして自然と一体になって、一日一日を祝福できたら、どんなに楽しいだろうと思うのです。
