保健師さんから、歩けない子は療育を受けることができません」と言われ、相手にしてもらえなかったので、自分で療育の教室を探したところ、歩けなくても是非どうぞと言っていただける教室を見つけ、これで娘にも他のお友達との関わりを持たせてあげることができると期待して通うことにしたと、以前の記事に書いたのですが、今回はその続きです。

受け入れてもらった教室に早速通い始めました。
娘は歩けないし、他の子達に比べてできないことが多いですが、集団のカリキュラムに合わせて、できないところは私が手伝ったり、抱っこしたりして、私たちなりに頑張って参加しました。

カリキュラムの中に、散歩の時間があるのですが、当然娘は歩けないので、私がエルゴで抱っこして参加していました。

他の子たちが、お母さんと一緒に散歩する中に混ざって、私も抱っこして娘と参加していたのですが、やはり1時間近くエルゴで抱っこしていると、娘が途中で寝てしまうのです。

私は散歩の時間は娘は寝てしまっても仕方ないと思っていました。
やはり歩ける子を想定したプログラムなので、歩けない娘が全て完璧に参加することはできないし、参加できるところだけ参加して、娘の刺激になればと思っていました。

ところが、教室の先生に、

「○○ちゃんは抱っこ紐で抱っこすると散歩中寝てしまって、他の子たちと同じ経験ができないので、抱っこ紐は使わないでください。」

と言われてしまったのです。

1時間近く、抱っこ紐を使わずに素手で12キロの娘を抱えて歩くのは、体力的にかなり厳しいです。
初めての散歩の時、ベビーカーを使っていいか聞いたら、「ベビーカーじゃなくて抱っこ紐にしてください」と言われたので、抱っこ紐で参加していたはずなのですが。

さらには、

「寝ないように、靴を履かせて手を引いて歩かせてください。」

というのです。

これには驚きましたアセアセ

まだつかまり立ちと伝い歩きが少ししかできないのに、どうやって歩かせたらいいんでしょうか。

手を引いて歩けるならば、私だって歩かせてます。
できないから抱っこしてるんです。

娘の運動能力を把握できてないのでしょうか。
見ればわかると思うのですが…。

つかまりながら横に数歩歩くことは出来ますが、手を引いて足を前に出すことは、まだできません。
リハビリの先生からも、無理矢理支えて歩かせると前傾姿勢になってしまい、娘にはよくないと言われています。

娘だって早くお友達と同じように歩きたいでしょう。
歩けるもんなら歩きたいです。
でも歩けないから悩んでいるのに。

歩けない子の気持ち、その親の気持ちなんて何もわかってないんだなと、悲しくなりました。

こちらは集団に合わせようと精一杯努力しているのに、そこは認めず、全てのプログラムにみんなと同じように参加することを求められても、歩けないものは歩けないので、どうにもなりません。

保健師さんが言っていた言葉の意味がわかった気がしました。

保健師さんは、娘のように、肢体不自由児でもなく、自閉的傾向や多動があるわけでもなく、単に発達が遅れているだけの子が通うことのできる療育の教室は、この街にはないということが言いたかったのかもしれません。
だったら療育は受けられないなんてバッサリ切るような言い方ではなくて、娘には個別のリハビリで対応した方がいいとか、もっと丁寧に教えてくれればいいのに。

受け入れてもらえて、その時は救われた気持ちだったのに、今回の件には失望しました。

個々の生育歴や特性をろくに確認もせずに、決められた枠に当てはめようとするだけの対応は、療育とは言えないと思ったので、辞めました!!

こんな対応するなら、最初から歩けなくてもどうぞなんて言わずに断ればいいのに、意味不明です。

娘に集団生活の経験をさせる療育の場は、この街にはないことがわかったので、次回の診察の時に先生に報告して、個別のリハビリと療育だけで頑張ることにしましたアップ

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個々の特性に応じた療育を提供してくれることで有名なある教室の空きが出るのを待っていたのですが、運良く2ヶ月待ちで順番が回ってきて、今月から通えることになりましたニコニコ
半年とか1年待つとも言われていたので、本当ラッキーだった!

今日が1回目だったのですが、娘もとっても楽しそうにしていましたラブラブ
先生の対応の仕方も、さすがという感じで、人気で待機している人がたくさんいる理由がわかりました。
悲しい思いをしましたが、こちらの教室は希望が持てそうで、よかったですおねがい
通うのに電車で1時間半かかり、結構遠いですが頑張りますニコニコ

今日は娘、疲れて18時に寝ましたzzz
自分の時間ができて嬉しいけど、明日4時とかに起きそうで恐ろしい(笑)

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娘をつい他の子と比べてしまい、できないことばかりが目についてしまい、何でできないんだろう、どうしたらできるようになるのか…
そんな風に落ち込んでばかりでした。

でも、娘だってみんなと同じように歩きたいだろうし、同じくらいの月齢の子と同じように遊びたいでしょう。

子供がたくさん集まる場所に娘を連れて行くと、自分と同じハイハイの赤ちゃんではなく、同じくらいの月齢の歩いてる子に興味を示します。

みんなと同じようであってほしいと、思ってしまいがちですが、娘の気持ちになってみると、なかなか成長しない娘に対して、母親の私がイライラしたり、落ち込んだりしてはいけないと思いました。

みんなと違ってもいい。
そのままの娘でいい。
娘なりにゆっくり成長したらいい。

母親の私が娘を認めてあげなければ、娘は辛いだろうなと、最近気づきました。

このことに気づいてから、他の子と比べて落ち込むことが少なくなりました。
ゼロにはなりません。まだまだ修行が必要です。

集団の療育が受けられなくても、個別のリハビリや療育の教室に通いながら、家で娘との時間を楽しんでいれば、娘なりに成長してくれるはずなので、見守っていこうと思います。