表情筋を鍛え、笑顔の練習
朝礼の一コマ。
朝礼は、挨拶の後に沈黙ではじまります。
2分間、お互いに顔を見合わせながら。
この割りばし練習で、表情筋を鍛え、笑顔作りに必要です。
笑顔って、もちろん心からの行動のことで、
優しい気持ち、面白い気持ち、嬉しい気持ちになれば自然に
心と連動して笑顔になるのですが、実際にその笑顔が、
あまり「笑顔」として、周囲の人に伝わっていないという方、
居ませんか?
プライベートな関係で、相手のことを察しながら
「嬉しそうにしてる。」と感じてもらった時、それは相手の
思いやりもそこに存在し、お互いにあたたかい気持ちに
なりますよね。
それはとても微笑ましいことでありますが、
お客様という立場の方に、その思いやりをスタッフが求めては
プロの接遇者とは言えません。
笑顔は、接遇者にとって最も重要なビジネスツールの一つ
だとお伝えしています。
笑顔が大事、というのは皆さん理解されていますが、
「全てのお客様に伝わる、歓迎感の伝わる笑顔」
を体現することは、思っている以上に難しく、
お客様には伝わりきれていないのです。
歓迎感の伝わる笑顔の条件
① 目元が笑っている(口元を隠しても笑顔が伝わる)
② しっかりとお客様の目(目玉)を見ている
③ 笑声になること(笑顔であれば、声も明るくなります)
この3つを徹底するだけでも、直ぐに出来る人とそうでない人が
いらっしゃいます。
表情筋(筋肉)は気持ちだけでは、思うように動かすことは
出来ないのです。
その表情筋を鍛えるのが、この割ばし練習です。
割りばし練習のポイント
① まず、目元は笑う表情を意識し、口角を上げる
② 一番口角が上がった状態で、割りばしを加える
この時に、口角に割りばしがつかないくらいぎりぎりの
ところで加え、疲れて口角が下がると割りばしに当たる
くらい。
③ 目元を笑うというよりは、くしゃっとなるようなイメージ
一番頬の高いところに意識します。
これ、結構きつく、頬がプルプルと痛くなり、
泣きながら笑顔の練習をされています(苦笑)
人の習慣化は3週間必要と言われています。
これを3週間続けていただくと、続々と
*表情筋が伝えるようになりました!
*笑顔がより伝わるようになりました!
*朝礼の雰囲気が明るくなりました!
という反応をいただきます。
これは本当です。
そんなこと、と思われるかもしれませんが、
こんなことがとっても、大切な積み重ねで
色々な意識に変化が訪れてくるのです。
そういう変化をクライアントの皆様とご一緒する
ことが、私の楽しみです。
今日はどんな笑顔に会えるでしょう。
昨日よりも今日が、
より素晴らしい日となりますように。
ARK ACADEMY
代表 橋本絵里子
より良い人材育成を目指します
企業人材育成/イベント企画