アメリカの中心で、未来を叫ぶ
母は赤坂、息子はグランドキャニオン
赤坂のオフィスで、研修の資料作りにいそしんでいると、息子からのLINE。
アリゾナにいるらしい。
母は、豪雨の東京のど真ん中。
息子は何と気持ちが良さそうな壮観のど真ん中。
世界は広い。
息子はそんな気持ちで一杯なのでしょう。一方母は、、
東京は狭い。
同じ時を過ごす親子が、こんなにも別々の世界を見ているのは
感慨深くもあります。
来週、アメリカの大学を卒業する息子。
そんな息子が、
「 自分が住んでいるサンフランシスコは、世界の中心の大企業の
発祥地でもあり、世界の中心のビジネスが繰り広げられている。
だから、もう少しこの場所で自分を試してみたい「」
と、いう理由でもう一年アメリカに残ると言い出しているのです。
トランプ大大統領は、よそ者を排除し純粋なアメリカ人だけの国に
しようとしている中、留学生にはとてもチャンスある制度で、アメリカの
大学を卒業した場合は一年間の就労が許されているそうで、息子は
そのチャンスを利用したいと熱望しているのです。
全てのことを自己責任で。
という条件でそのチャンスを掴むことを親として応援することに
したのですが、その最終プレゼンを来週現地で再会した時に
あらためて聞くことになっているのです。
どんなプレゼンを息子はしてくれるのだろう。
今まで、一緒に相談しながらその都度、進路を決断してきた
親子だっただけに、今回は相談ではなく、決定事項の説得にあたる
のです。
人生初めて、息子自身で考え、選択した決断でもあるのです。
少し寂しく、心配であり、そしてとても頼もしく。
母の胸の内です。
でも、この後ろ姿を正面から写したのであれば、
きっと息子は自信に満ち溢れた表情をしているに違いない、と。
若いって素晴らしいし、強い!
不安よりも、きっと希望が勝っているのでしょう。
それはきっと、
今回の留学で大きな不安に打ち勝って、自信を手にすることが
出来た経験があるからなのでしょう。
そして、その自信をもとに次に進み、別の不安に見舞われたと
しても、きっとまた次の自信を見い出せるのだと思っているように
感じます。
母の想像を超えるパワーを息子はこの留学でチャージしたのでしょう。
そんな息子の後ろ姿に、母としてエールを送るのみです。
来週、息子に会えるのを楽しみにしている母であります。
皆さんは、大切な人にエールを送っていますか。
昨日よりも今日が、より素晴らしい日となりますように。
ARK ACADEMY
代表 橋本絵里子
より良い人材育成を目指します
企業人材育成/イベント企画