ホンネ7:脚色3
ガールズトークの黄金比率
高校時代から、色々な時間を一緒に過ごし
てきた、大事な友達のちはる。(以下、敬称
を付けて、ちはるさんと称します。)
彼女はあらゆる雑誌で大活躍の美容ジャー
ナリストで美容室で見る雑誌の誌面で必ず
再会します。
そんなちはるさんが最近素敵な一軒家に
お引越しをし、素敵なテラスが完成したお披露
目の夜にお邪魔してきました。
南の島のラグジュアリーホテルのヴィラのよう
なテラスは、都会のど真ん中ということを忘れ
てしまいそうな、、、。とにかく素敵な空間。
その素敵テラスを演出するソファ一式に、巨大
パラソルは先日一緒にIKEAに買いに行き、
一緒に選んだだけなのに、素晴らしい完成度
に、私まで達成感を感じていたり。
とにかく、今まで30年以上に渡り、沢山の時を
共有してきた大事な友人。
一年に数回しか会わない時もあった気がするし
お叱りを受けて、会うのも自粛!?していた時も
あるのですが、それでもまたこうして楽しく
おしゃべり。それもとめどなく延々と。
なぜガールズトークはこんなにも延々と続く事が
出来るのだろうと思うのですが、その時間がたま
らなく楽しい。こうやってまた30年後もこうして
話していられたらいいなって。
ガールズトークは楽しいけれど、どこかホンネの
全てを吐き出すことはなく、少々過大脚色をしが
ちでもあったりしませんか。
相手によっては、明らかに、、、
「これって見栄だし」
と思いながら、嘘は言わない、でも、かなり事実を
美化してみたことは無いですか?
この場合の比率は、「ホンネ5:脚色5」。
場合によっては、「ホンネ4:脚色6」で
話し終わって別れた後にどっと疲れてみたり。
女性って面倒くさい(苦笑)。
男性もあるかもしれませんね。
私はあまり相手によって比率を変えることは少ない
と思いながら話しています。あれこれ考える方が
かえって面倒だったりもするので。
でも、ちはるさんの場合は、更に更に際限無く伝え
たい言葉が延々と続き、そんな私の話をきちんと
受け止めてくれて、ただ、ただ聞いてくれたり、
私が欲しい言葉をそのままかけてくれたり、、、
バサリ!と切られるような厳しい言葉も時にあり。
そして、ちはるさんの思いを私が聞くのもまた
楽しく。
そんなちはるさんには、脚色もすることもなく
苦しいことも、醜い心の内もそのまま、自然に
話すことが出来て、その分、嬉しいことがあった
時には自慢話も思いっきりしてしまう。
人には、同じように蜜のように甘い時間もあれば、
青汁のように、いや、例えようのない様な苦い
時間も必ずどちらもあって、その繰り返しの時間
の積み重ねなのだから、ありのままを話せた方
が心が落ち着く時もあるのだと思うのです。
そんなちはるさんの比率は、
ホンネ7:脚色3の黄金のバランスなのでしょう。
なぜ、脚色が3残っているかというと、
人は、恐らく100%のホンネは無い場合もあるの
ではないかと。
自分で話しているうちに、希望的観測であったり、
モチベーションを自分で上げる為に、少しばかり
背伸びしたことを時には言ってみたりして自分で
無意識にコントロールしている時もあるのかも
しれません。
それでもそんな話をすべて受け止めてくれる
女友達は、とっても有り難い存在。
高校の入学式の日に一番最初に友達なった
ちはるさんと、もう30年、、(正確には以上)。
と、感慨深い気持ちになり、ラグジュアリーな
テラスでこっそり嬉し泣きしそうになっていた私。
皆さんにとっても夫とか、彼とか、男友達との
比率ともまた違うガールズトークって大事だと
思いませんか?
誰が思い浮かびますか?
皆さんの黄金比率の人にも是非伝えてみて
下さい。
「ありがとう」って。
昨日よりも今日が
皆さまにとって素晴らしい日でありますように。
ARK ACADEMY
代表 橋本絵里子
より良い人材育成を目指します
企業人材育成/イベント企画