丘から見たクルシータの町

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 エクアドルのコスタ(海岸部)はサーフィンのメッカで多くのサーファー達が訪れている。昨日は、先日立てずじまいで終わったサーフィンが悔しかったので、再びビーチへ出かけた。
Crucita la bella(クルシータ・ラ・ベジャ)ビーチは平日で人が少なく程よい暑さで天気も良い。丘の上からは、カラフルなパラシュートが海に向かって飛んでいる。ここはエクアドルで初めてパラシートが観光用に行われた場所なのだそうだ。



         ティンティン先生のサーフスクール


 アンドレの友達で、サーフィン大会で常に優勝の座を物にしているティンティンさんと海へ入る。さすが教え方が上手いだけあって、何回目か波で板の上に立ち、波に乗ることができた。生まれて初めて波に乗ったが、スカイダイビングの時に感じたような今まで味わったことのない種類の感覚だった。海の中から見る日没は、真っ赤な太陽が海に染まり、自分が海の一部かのように感じた。日が完全に暮れるまでサーフィンに没頭した1日となった。

 夜にレストランで食べた寿司があたったのか、お腹を壊してしまった。日本でも生魚なんて食べないのにお腹が空いていたので少し食べてしまったのが良くなかったようだ。一緒に行ったみんなは全員なんともないので、魚が悪かった訳ではないと思う。
今日はパナマ帽の職人さんに会いに行く予定が、1日ベッドの上で過ごすことになってしまった。残念だったが、家族がいてくれて薬を買ってきてくれたり、看病してくれて本当に助かった。体が弱っている時は、分けもなく寂しくなるものである。
明日はグアヤキルへ移動する。




ERIKO