
お父さんの誕生日と合わせて家族に送ったプレゼント
9/6
長かったようであっという間だった、クリティバでの滞在が終わろうとしている。
家族は明日から始まる連休に合わせて、サンタカタリーナという場所へ旅行に出かけた。
昨日の夜にサンパウロの知人から、紹介できる家が見つかったと連絡がありホッとした。
見も知らぬ私を受け入れてくれる人とは一体どれだけ心が広い人なのだろうか。
家族の人達は、『ポルトガル語ができるようになるまでここに住みなさい』などと言って私がサンパウロへ行ってしまうのを寂しそうにしていた。
今日は夏のような気温で、日中は33℃もあった。
スーツケースの減量を図るため郵便局で荷物を日本へ送った。
南米滞在中に何度か送っているが今のところ全て届いているようである。
連休が始まるということもあり、町はかなり渋滞していた。
夕方6時に家族が出発するのでその時間までには家に着くようにバスに乗ったが、想像以上の混雑で結局すれ違いとなってしまった。
明かりのついていない家に帰るのは非常に切ない。
リビングに入ると、テーブルの上に手紙とプレゼントが置いてあった。
私が用意したプレゼントも直接渡すことができなくて残念だった。
へナタ家はとにかく明るかった。
日中働きに出る彼女に変わって、おばあちゃんのルシアさんとおじいちゃんのホジェリョさんが色々と面倒を見てくれた。
彼らはいつも私のことを娘と呼んでくれた。
『かわいい娘よ、今度はいつ戻ってくるんだい?』
ポルトガル語が話せるようになったら彼らとまた会って話がしたい。
夜には従兄弟のクリスさん夫婦が泊まりに来てくれた。
妊娠中の奥さんジョサーラさんの子供は、私がちょうどドミニカ共和国へ入国するころに生まれる予定だ。また明日から新しい生活が始まろうとしている。