
右:ディレクターのスサーナさん 中:生徒のマウリシオ
ブエノスアイレスで滞在している家族のマウリシオが通う、UMSA大学(Universidad Museo Social Argentino)で交際交流のディレクターをしている、スサーナ・ボタトさんからある相談を受けた。
内容は、日本の大学や教育機関と国際交流を持ちたいということだった。
現在UMSA大学では、メキシコ、ペルー、コロンビア、アメリカ合衆国、ヨーロッパからの留学生たちを受け入れているが、今後は日本からの生徒も増やしていきたいという相談だった。
大学の授業はスペイン語で行われるため、言語需要の少ない、芸術部門での交流を行いたいと話していた。
アルゼンチンのアートはとても幅広い。歴史や文化に関係なく、個人が自由にアートを表現できる場所である。
特にブエノスアイレスは芸術や文学に溢れた町で、あらゆる所に、発想を刺激するような建物や作品がある。たくさんのアーティストたちにインスピレーションを与える場所なのではないだようか。
アルゼンチンには、2007年にヴェネツアアンビナーレの金獅子賞を受賞した、レオン・フェラーリや、マルタ・ミヌヒン、アントニオ・ベルニ、カルロス・アロンソなどの重要なアーティストがたくさん存在する。UMSA大学では、外国人向けにスペイン語のレッスンをカルキュラムに入れた、デッサン、彫刻、油絵、版画、修復などの授業を行っている。アルゼンチンは物価も安く治安も良いので、日本から勉強しに来る学生には、好都合な条件が揃っている。日本とアルゼンチンの交流がもっと深まるきっかけとなればと思っている。
アルゼンチンとの国際交流に興味のある大学や教育機関、個人の方、下記のアドレスに連絡を下さい。(英語可)
UMSA大学国際交流ディレクター Susana Botattorelaciones.internacionales@umsa.edu.ar
UMSA大学 国際交流部
※UMSA大学の生徒さんたちの様子
ERIKO