こんにちは、ERIKOです。Blogをこちらにお引っ越しさせて頂きました。
このブログの題名からご察しして頂けるかとは思いますが、実は今年の4月より約1年2ヶ月をかけて中南米25カ国を旅することになりました。
この旅に出ようと決めたのは、去年の夏頃のことでした。
海外へは今までにも高校在学中からイギリス、アメリカ、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドと短い期間での滞在を幾度か繰り返してきましたが、今回の旅はいつもと少し違います。
春から始まるこの旅の目的は、日本とラテンアメリカの架け橋になる活動を行いながら、旅の道中での体験、ラテンアメリカの人たちの考えや生活を紹介し、旅で学んだことを自分だけのものにするのではなく、たくさんの方にお伝えし、何かの支えや、生きる元気になるように役立てて頂くことです。
架け橋のなる活動は主に中南米と関わりのある方々からお預かりしたお手紙などをお届けしたり、お願いされたミッションを行ったり、中南米の学校期間や団体などを訪問し、交流を図るというものです。
今から2年前私は、南米にあるアルゼンチンという国で生活していたことがありました。日本と真反対の位置関係にあるこの国は、人々の考えや生活も日本と対局にありました。私はそこで、初めて豊かさの意味を知るような体験をしました。人と人とが密接な関わり合いの中で助け合いながら生きていく姿。どんな出来事の中にも光を見つけられる心の広さ。
日本にはとてもハイテクなシステム社会や、便利な道具がたくさんあります。それらは私たちが幸せになることを願って作られました。
しかし、それらに囲まれて生活を送る私たちは、少し幸せという言葉からはほど遠い場所にいるのかもしれません。私もそのうちの1人でした。
不便だからこそ助け合って懸命に生きる彼らの姿を見た時に、人はもともと助け合う為に欠点があるのだとすら思えました。私にとってアルゼンチンでの生活は自分の人生が向かっていく方向を大きく変えるものとなりました。
旅のルートは、日本を出発してボリビアに始まり、チリ→ペルー→アルゼンチン→ウルグアイ→パラグアイ→ブラジル→ベネズエラ→トリニダード・トバゴ→グレナダ→バルバドス→セント・ルシア→ドミニカ国→ドミニカ共和国→キューバ→コロンビア→エクアドル→パナマ→コスタリカ→ニカラグア→エル・サルバドル→ホンジュラス→ベリーズ→グアテマラ→メキシコ→日本というルートを予定しており、全ての国においてホームステイをする予定です。
旅をすることで自分の知らない人の人生を知ることや、心を通わせること、そして自然や文化を感じるのは私自身が一番好きなことであり、尚かつ一番成長出来る場所であります。宇宙の中にある地球のほんの一部分の土地を歩き回り、たくさんの人たちの人生と関わることで、自分というとても小さな世界をより深く知ることができるでしょう。
この旅での経験が多くの方々に元気を届けられるよう、遠い中南米の地から約1年2ヶ月をかけてお届けしていきます。
出発までの残り数週間は準備の様子などをお伝えして行くつもりです。
また、皆様から中南米でしてきて欲しいことなどご要望があれば、こちらのブログへ直接ご連絡下さい。
このブログを始められることに感謝して。
ERIKO
2012.3.10 東京・世田谷の自宅にて