未来につなぐ世界史 | 歴ドル・小日向えりオフィシャルブログ「歴ドル小日向えりがゆく」Powered by Ameba

未来につなぐ世界史

昨日、2月28日の放送をもちまして
去年の4月から司会をつとめさせていただいた「高校講座 世界史」が完結しました。

本当にいままでたくさんのゲストの方が、私の歴史の部屋に遊びにきてくださいました。
最後のゲストはユダヤ人のピーター・フランクルさん。
おみやげは「相対性理論」でした。

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相対性理論をピーターさんは「相手には相手の時間があり、空間があるということ」
と説明されていました。

「歴史も絶対的なものではなく、その人の立場や考え方によっては、見え方がかわる。」


いいこというなぁ、高校講座世界史ったら!

これは、歴史を愛する私が、常日頃思っていることです。
三国志だって、魏呉蜀、すべてが正義だし
日本の江戸・幕末においては倒幕派も佐幕派もそれぞれの立場、それぞれの「義」がある。
だから、土方歳三も好きだし西郷隆盛も好き。それでいいと思います。
現代の私達だって、誰が悪で誰が正義なんてないですしね。
みんなそれぞれの美学、義がある。
みんなが違っていて、だからぶつかることはあっても、多様性があることが素敵なことだと思います。

1年間の放送が終わってしまって、とっても寂しいです…。
来月からさっそく再放送がはじまるし、2年間繰り返し放送されるので
「木曜2時 高校講座世界史」
思い出したら、歴ドルの部屋に遊びにきてくださいね。

そういえば、この間、知らないサラリーマンの方に声をかけてもらいました。
「最近、高校講座世界史を偶然テレビでみて、とてもおもしろかったから毎週録画してみてます。」
って。

おもしろいと言ってもらえて、すっごく嬉しかった~!

世界各国の方に、自分たちの国の歴史を、まるで世間話のようにお聞きして
世界史…というか地球史(グローバルヒストリー)の真理がみえる。

素晴らしい番組なので、今後もじわじわ広がっていくといいなぁと思います(*^_^*)

http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/sekaishi/