西郷隆盛さんの漫画 | 歴ドル・小日向えりオフィシャルブログ「歴ドル小日向えりがゆく」Powered by Ameba

西郷隆盛さんの漫画

先日西郷隆盛さんの漫画を読んでると書きましたが、私なりの感想を(^▽^)

一言で言うと、こんな人が本当に存在するのかなぁと疑ってしまいたくなるほど無私無欲で徳を備え、人間ができた人だなぁ。と感服。

深く他人を思いやれる人だから、みんなに慕われ
相手の心を読めるから政治的な様々な改革もできたのかな。。

私心は消し、己の感情までも捨てて市民、国のために尽くす。

まさに武士!

『翔ぶが如く』で西郷隆盛らを中心にを書いた小説家、司馬遼太郎さんも西郷隆盛は把握し得なかったと言っていると聞いた事があります。

司馬遼太郎をもっても捉えがたいほどの"大きな人物"ってことでしょうか。

無欲、と言っても人間欲がなくて生きてられるのかなぁ。。

国を良くしようという「志」、も「want to ?したい」という部分を取り上げると「欲」なのかもしれない。

けど、無欲な人じゃないと高い志を全うできないというのは確かだと思う。

これは私が勝手な推測なのですが、西郷さんは無欲であることへの執着というか「無欲への欲」があったのかなと思うのです。

それが世の中へのメッセージだったのかなぁって。

こんなこと言ったら揚げ足取りかもしれないけど(^^;)

西南戦争に至るとき、戦いを望んでいなかったと思われる西郷さんだけど、西郷さんを慕うみんなを思いやり、一緒に死んでいく覚悟を決める。

「おいの命おはんらにあずけもそ」この一言から戦いに踏み切る。

負け戦とわかっていても最後まで薩摩武士と共に戦い抜く西郷さんと武士達の最後にウルっときました…(ノ◇≦。)

西郷さんの有名な言葉「敬天愛人」
「人の道は天に通じるので天命に畏敬の念を払い、天は自分も他人も同じように愛するので、天を敬い、自分を愛するように人を愛する。」

とても美しい精神。。

なかなか成せるもんじゃないと思うけど、西郷さんは実行できてるから凄い。



かつて大親友だった大久保利通が敵にまわってしまったのが悲しいです…

大久保さんが西郷暗殺に賛成だったのか反対だったのか、真相はわかりませんが、
大久保さんが暗殺されたとき、西郷さんから送られて来た手紙を持っていたらしいです。

国のため、政治のためといっても盟友を自分の判断で殺すのは相当辛く、複雑な気持ちだったのではないかと推測します…。

その心境を考えていると、本当切ない気持ちでいっぱいになります。。。。



私はもともと歴史はさっぱりで、以前「日露戦争物語」を読んだとき、あほな私にはあまりに難しく感じ14巻くらいで理解できなくなり挫折orz

「漫画で挫折した人初めて見た」と呆れられた私ですが(笑)
この漫画はわかりやすくておもしろかった(*゜▽゜)

林房雄(原作) 横山まさみち 西郷隆盛


興味ある人はどうぞ♪

かなり話は飛びますが
漫画を読んでふと、古着屋HANJIROは桐野利秋(人斬り半次郎)と関係あるのかなってなんとなーく気になったので、HANJIROのサイトを見てみると

由来については分からなかったけど(たぶん関係ない…)
毎月Tシャツデザインを募集してることを知った!!(ノ゜ω゜)ノ*.

HANJIROのTシャツ、古着らしいものから斬新なデザインももあって、けっこう種類豊富。

夏になって、お店にTシャツがたくさん並ぶのが楽しみだ?♪