ガム島

みなさん、お久しぶりです。


やっと、帰ってきました。

この数日間のこと、、、何から書けばいいのかわかりませんが。。

家族旅行でグアムに行くはずでした。


飛行機に乗った瞬間「おかしい」と思ったのです。

お母さんに「どこに向かってるの？！飛行機間違ってない？？」と聞くと

お母さんは「ガム島よ」とにっこり。


着いたら、そこは　なるほど「ガム島」でした。

グアムと同じような熱帯気候で、真っ赤で小さな美しい花が咲き乱れていました。

甘くていいにおいで、なんだかおいしそうで、、思わず花を口に入れてみると。

ガムでした。



おなかが空いてきて「ご飯は？？」と聞くと、

お父さんが現地の人から丸いガムを数粒買ってきました。

緑のガムと青いのと、最後に少し小さめの黄色いガムを食べるのがここのご飯でした。

栄養満点らしいです。


この島の人は、歯磨きも、お風呂も、家作りも何から何までガムで済ましてしまいます。

ガムは、島中に生えているガムの木からとれます。

この島の植物はほとんどがガムです。

この世界の60％のガムは、ガム島で作られたものらしいです。

ガムの成分はポリ酢酸ビニルだと授業で習ったけどなぁ…。



この島にいる限り、ガムつくりのお手伝いをしなければいけません。

木からとったガムを油っぽい液体で溶かして、好きな形に変えていきます。

大きな鍋に入ったガムの液体をジーっと見ているうちに、目の前がガムだけになりました。

息ができないし、体がうまく動きません。

ガムのプールにはまってしまったようです。

しばらくすると、さらさらな液体になっていて、起き上がると、私はこの間卒業した高校のプールにいました。

プールから上がって、保健室に行ってみると、保険の先生がバスタオルを貸してくれて、震える私にあったかいココアを入れてくれました。

最後に、ミルキーとガムを出してくれたので、ミルキーをもらって帰りました。

電車に４５分乗って、やっと帰ってきて、今ブログを打っています。

家にはもう家族がみんないて「おかえり」と言ってくれて、

私はただいまも言わずに「今日のお昼ご飯は？？？」と聞くと

「カレーライスでいい？」だって。

あぁほっとした。。






というわけで（？）グアムに行ってきました。