インタビューの効能 | コーチング×ライティング 中原絵里子のブログ

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コーチとして意思決定や行動の継続をサポートする傍ら、コミュニケーションの技術を生かしてフリーランスのライターとしてインタビュー記事等の執筆に従事。ライティングとコーチングの視点でつぶやきます。

前回は「インタビューをする側」の

メリットというか、楽しさをお伝えしました。

 

 

じゃあ、「インタビューを受ける側」には

どんなメリットがあるのだろう、というところを

今日は考えてみたいなと思います。

 

 

 

1:存分に褒めてもらえる

 

 

これが一番大きいと思います(笑)

 

めちゃくちゃ忙しいはずの経営者が

いろんな媒体でインタビューに応えているのは

もちろん企業のブランディングやPRも

あるでしょうが、実は純粋に「褒められたい」というのも

大きな理由なんじゃないかと。

 

自分の商品とかサービスって、提供側の自分からは

褒めにくいものもありますよね。

 

例えば私が「私のコーチング、天下一品なんで!」とか

「めちゃくちゃわかりやすい記事、書けます!」とか

言っていたら、ドン引きますよね(笑)

 

 

でもインタビューは第三者なので、自然に

褒め言葉を盛り込むことができます。

 

インタビューの冒頭に、

 

「床にモノを置かなくなった!と評判の

整理収納のプロフェッショナルな○○さんに、

リビングに散らばる衣類の片付け方について

レクチャーいただきました」

 

みたいな一文があるだけで、

「スッキリと整理収納させるアドバイスができる人なんだな」

という印象を与えることができますよね。

 

知ってほしい商品やサービスがある、

でも自分でアピールするのは難しいという場合、

インタビューというのはとても効果的な手段なのです。

 

 

 

2:つなげたり、深めたりすることができる

 

自分がなぜこのサービスをやろうと思ったのか、

だれに届けたいと思っているのか、

この商品を通してどうなってもらえたらいいと思っているのか、

といったストーリーは、大きな説得力があります。

 

人は論理より感情で判断するといいますからね。

 

でも、思いが強いほどうまくまとめられなかったり、

「だってやりたいんだもん」から先に進まなかったりすることも。

 

それが、インタビューで聞かれるがままに取り留めなく話していくうち、

なんとなく「そうか、この経験があったから私は

この人たちに届けたい思いが強いのか」とか、

「やりたいことと商品がうまくつながっていない気がしていたけれど

実はここでつながってるんだ」

みたいな気づきが得られることもあります。

 

インタビューする側が、「これとこれってつながっていたりしませんか?」

みたいに気づきをお伝えすることもありますし。

 

 

そして「つながっている」と感じられることって、

すごく気持ちがいいことなんです。

 

 

理屈はわからないけれど、なんとなく、

 

「あの時の自分の経験や学びや感情があったから、

今の自分のこれにつながってるんだ」

 

って思えることで、過去も現在もまるっと

肯定できて、未来をつくっていけるっていう安心感が

得られるからじゃないのかなあ、と思います。

 

 

 

だから理路整然としてなくて、聞かれるがままに

しゃべることで、点と点がつながる体験って

それだけでも価値があるんじゃないかな、と思います。

 

 

3:「自分の話を真剣に聞いてくれる時間」が得られる

 

人は基本的に話したい生き物。

とにかくみんな、自分の話を聞いてもらいたい。

だから「話す側」のポジションを取りたがるのですが、

「聞く側」のポジションがあるからキャッチボールが成立するので

通常なんとなく順番に入れ替わっていくのですが、

 

インタビュー(とコーチングセッション)は、

とにかく相手が主役。

相手のための時間であり、話をとことん聞く時間です。

 

60分なり90分なり、めちゃくちゃ興味を持って、

時々「それってつまりこういうこと?」

みたいな呼び水の質問を投げかけ、

うんうん頷きながらメモなんか取っていたりする。

 

そうして自分の話でなんだか心を動かしてくれていたりすると、

「ああ、充実した時間だったな」と

心がほどける感覚があると思うんです。

 

それは、人が自分の話を聞いてくれていると感じられる時が

一番安心している状態だから、とも言えるのかなと。

 

 

私はコーチングを学んでからそれをつくづく実感して、

家族や友人などとご飯を食べたり雑談をする時には

できるだけ話を聞く側にまわろう、と思っています。

(結局、結構しゃべっちゃうんですけど)

 

子どもから話を聞きたいな、と思う時には

インタビューのつもりで聞くと、意外と話してくれたりします。

それはきっと私の側に「言ってほしい答え」がない

聞き方をしているからじゃないかな、と。

 

 

私の聞き方はまだまだ半人前だとは思いますが、

「話を聞いてもらえる安心感」を体感してもらえると、

周りの大切な人にも味わわせてあげたいな、

と思えるんじゃないかと思います。

 

 

++++

 

もし「インタビューさせてもらいたい」と言われる機会があったら、

奥ゆかしく「特別なことなんて何もないですから・・・」なんて

拒まず、この3つのメリットを思い出してぜひチャレンジしてみてください。

 

 

 

そんな機会いつあるかわかんないけど、

一度体験してみたい、という方はぜひ↓↓

 

 

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