今日は高校生に向けて、どうしてもお伝えしたいことを。
高2生はそろそろ受験に向けて意識が高まっている人も、
まだ部活もあるし、もう少し先かな・・・という人も、
本格的に受験勉強を始める前に
絶対にやってほしいことがあります。
それは、「進路を本気で考えること」。
その理由の一つは、
自分で決めた目標のためなら、
モチベーションがめちゃくちゃ上がるから。
これは十数年、毎年数万人の高校生や大学生の
話や体験談に触れてきて強く実感した紛れもない事実です。
親や先生、塾などから勧められてなんとなく決めた
目標では、やる気は上がりません。
受験生はこれから、夏には平均一日10時間勉強するような
生活に突入していきます。
その1年間の中で、何度もぶつかる問いが、
「なんで勉強しているんだっけ」
「何のために勉強しているのだろう。勉強して何になる?」
というもの。
その答えになるのが、進路を決めた理由です。
あのキャンパスで4年間、個性的で刺激的な人に囲まれて
いろんな挑戦をしてみたい。
発展途上国の水事情を少しでも向上できるような技術を学びたい。
マーケティングや経営を学んで、
新しいソーシャルビジネスを立ち上げたい。
立派なものでも、ささやかなものでも、
本当に「実現したい」と心から本気で思うなら
それが自分を突き動かす原動力になる。
2つ目は、目標が明確になれば、
取るべき戦略が明らかになるからです。
入試科目は何で、出題傾向はどうで、問題形式はどんなものなのか。
分析すればするほど、あとはギャップを埋めていくだけ。
なんとなく、MARCHのどこかに入れればいいかな~、という感覚でいるのと、
「絶対に立教大に行きたい」と思うのでは、取るべき戦略は違ってきます。
受験を乗り切るためには、目標を自分で決める必要があることが
わかっていただけたでしょうか。
この時、私がオススメしたい考え方は、
①使命(やるべきこと)
②好きなこと
③得意なこと
の順に考えること。
得意なことから考えるのは、あまりオススメできません。
それはよく「英語が得意だから、英語の先生になろうかな」
といった思考をする高校生がいるのですが、
あまりにも視野が狭い考え方だからです。
「得意」で考えると、英語、数学、物理、日本史・・・など、
選択肢はせいぜい10個程度。
さらにそれを生かせる進路となると、一見限られているからです。
また、「自分が」好きなことよりも、
「社会に」貢献する、という視点で考えることの方が
ぐっと視野が広がり、自己肯定感もあがります。
選択肢もアプローチ方法も無数にありますよね。
世の中の誰に貢献したいのか。
何のためなら頑張れるのか。
そこから出発して目標を設定することをオススメしたいです。
その目標の持つエネルギーが、
とんでもない場所まで連れていってくれるかもしれません。
キャリアコーチ
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子
【2月前半の開講受付日】
2月前半は以下の日程にて、コーチングの開講、セッション、ご相談を承ります。
これ以外の日程も夜間(19時~22時)は別途ご相談ください。
なお、トラストコーチングの資格取得のための次回トレーニング日は2/27(土)です。
それまでの受講完了がオススメです。お申込みから受講までテキスト送付のため約1週間必要です。
2/7(日)、2/8(月)、2/9(火)、2/11(木祝)、2/13(土)、2/14(日)
※2月後半のご受講はご希望の日程をお知らせください。