子育ては特に、子供のためによかれと思ってする行動が多いように思います。
子供のために、
子供のことを思って、
先回りして転ばぬように石を拾って、
視界が広がるように草を刈って、
害となる存在だと思うものは排除して。
子供は子供で、「親が心配するから」
「経済的な負担をかけたくないから」
「安定している方が安心するから」と
親の立場を慮って、生き方を制限したりする。
ビジネスの現場でも、往々にして
チームのため、周りのためにと
GIVEしている「つもり」になりがち。
周りのことを考えて、先を見通して、
相手のため、仲間のためにと、
時間やエネルギーを差し出しているような気分になっている。
でもそれは、本当は全部自分のためなんじゃないかと疑ってみる視点が大事だと思っています。
自分が安心したいから、
自分がやきもきしたくないから、
見守るだけの忍耐力がないから、
冒険したくないから、
嫌われたくないから、
失敗したくないから。
いろんな「言い訳」をもっともらしく見せるために
「相手のため」と言ってはいないか?と疑ってみる。
そしてベクトルが自分に向いていることに気付いたとしたら、
改めて、ベクトルを外に向けてみる。
本当に子供の成長や将来を思うなら、どうすればいいか。
本当に親を喜ばせたいなら、どんな決心をするのか。
本当にチームのため、プロジェクトの成功のために
何が求められているのか。
フラットに、深く考えてみて、それでも今は自分のためを
優先すると選ぶなら、それでもいいし、
周囲を見渡して、先を見通して考えてみて、
方向転換が必要だと判断したら、変えていけばいいのだと思います。
危ういのは、それらしい「相手のため」を掲げて
気持ちよくなって、思考停止してしまうこと。
この行動は、自分のため?
相手のため?
だれのどんな未来につながっている?
この視点を手に入れると、周りも自然と同じ視点で考えてくれるようになります。
万が一周りは自分のことだけを考えて行動しているから「損」なのかというと
そんなことはありません。
視点の数に比例して、手に入れられるものや
見える世界が違ってくる。
私もつい子供のためと正しい言い訳をして、
習い事を半ば強制しようとしたり、進路にあれこれ口を出したり、
彼らがやるべき片付けを引き受けたり・・・といった余計なことをしない
「我慢」という優しさを手に入れたいなと思います。
「自分のため」だと認めるところから、
本当に相手を思うことが出来るのだと思うから。
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子
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