酸素濃度60〜70代のカイル君、

義父の付き添い(彼が稼ぐ生活費をこちらが補填して)で、結局6日入院しました。

この青年は、りょうへいくん。義父じゃないです!




治療法がある可能性があると、医師に言われた入院でしたが、
心臓エコーの結果、三尖弁閉塞症という先天性心疾患、既に心嚢水の停留が見られ、手術不能と。

医療の意識も
患者の意識も
国が違えば、福音と感じる点や、当たり前は違うのです。

ここは、患者≒病院にとっての収入。
検査入院がどんどん日程が伸ばされて行きます。

元々、出生届けも出されていなかったカイル君。
短く言うと、ネグレクト児です。

それでも、頼って来たのは、おばさんであり、実母。
馴れ育った家は、ゴミ回収の場所に作られた小さなスペース。

「どの命も、どこで死ぬのか?誰に看取られるのか?選ぶ権利が有るんだよ!」

コロナの間、病院はブラックボックスでした。コロナ感染じゃ無かったのに、入院後、夫を死体で迎えたヘルスワーカーが、カイル君奪回に奮闘してくれました。

数年のコロナ間、たくさんの患者さんが
隔離(交通事故もありとあらゆる疾患全部)の中、孤独に亡くなった悲しい事実がありました。

ママの育て方は理想的ではないけど、
カイル君にとっては、一番安心できる存在のハズ。

訪問者のすずえさんと遊び少し笑顔がこぼれることも、

まとまりませんが、
親子が、カイル君が、どう限られた時間を過ごして行く?

診断名はカイル君にとっては、福音じゃないです。

カイル君、今日も薄い酸素濃度で生きてます。