安藤裕子を見た。


ラジオの公開生放送。


時間通りに、そろ~~っと扉から入ってくるねえやん。


その瞬間、涼しげな風が吹いたような、深い森の中にいるような、瑞々しい滝の下に佇んでいるような、

マイナスイオンに包まれた。

立ちくらみがするほど素敵な人がそこにいた。



平日昼間だったので、見物人は7~8人。(夕方の放送はたくさん人がいたようです)

深々とお辞儀をして、私達ひとりひとりの顔を確認するように見渡す。

律儀な人だ。

しかし、少し人見知りの目をしている。


・・・なんという透明感。

つい見とれてしまう私。


その眼力が通じたのか、数回目が合った(ような気がした)。



インタビューにも、丁寧に言葉を選び、静かに答えていく。

(どこぞの 「ウチはなぁぁ~!!!」 とギャーギャー騒ぐミュージシャン気取りの女とは大違いだ。)


『はじまりの唄』について

「何かが始まる時は必ずその前に終わりがあるし、何かが終われば必ず始まりがある。

始まりと終焉・・・漠然としかイメージはなかったけど、それを形に出来た。」

と話していたのが印象的だった。


その『はじまりの唄』が流れている間、自分で口ずさんでいたねえやん。

キュートすぎる。


こんなにも素敵な人に今まで気付かなかった私はバカだ。