今週は旅行明けでゆっくりと過ごした一週間だった。

片付けや習い事、ちょっとしたイベントのみで心地よく過ごせたと思う。

ただ一つ、MaoとKaiのケンカを除いては・・・

 

さて今日はそんなゆったりした一週間の最後の日。三回目の日本語交流会に参加する。

朝から降っていた雨も止んで午前中に天気も回復した。午後にダウンタウン近くの公園のシェルターエリアでやる。プレイグランドもあるし、子連れで参加。

Kaiは公園の駐車場近くのスポットで、虫捕りをしたいと言うが、交流会中は目が届く範囲にいて、とお願いする。

Maoは他の子達と何となく遊びに行った。

Kaiも何とか目の届く範囲で虫を追いかけている。

今日は夏休み真っ盛りだからか、5人くらいしか集まらなかったが、いろいろ話が出来た。

アメリカ人とイラン人の両親を持つジェイコブは、ニノ•サルバッチョで週に30時間アルバイトをしていると言う。

夏休みに旅行はしていないが、たまにシカゴで開催されるゲーム大会に行くらしい。

ブラジル人のガビは、友人とマイアミに旅行したのだと言った。

とにかくかわいいものが大好きで、私が持って行った「ぷるんと蒟蒻ゼリー」がかわいいと言い、パッケージの写真を撮り、インスタのストーリーズにアップした。

ジェイコブも「このジェリーおいしい」と言った。

ちゅる〜っとゼリーが出てくる絶妙なパッケージを考えた人は天才だと思う。MaoとKaiもぷるんと蒟蒻ゼリーは大好きだ。

唯一の社会人のザックは、とにかく極める姿勢が印象的だった。日本語を学び始めて3年だが、最終的には日本語で哲学を語りたいと言った。

ザックの耳に開いたピアスの巨大な穴は、3年をかけてここまで大きくしたのだと言った。

腕や脚に彫られたタトゥーは総額9000ドル以上かかっているらしい。片腕完成するのに何時間くらいかかるの、と聞くと30時間くらいかかったと言う。

私はこの先もタトゥーを入れる事はなかろうが、興味深い話を聞く事が出来た。

さらにザックは化粧やファッションにも興味があり、メイクした写真や全身黒づくめの衣装を身にまとった写真も見せてくれた。

絵を描くのも好きだと言い、PCで描いたという猫も見せてくれた。多趣味である。日本語交流会の後はロッククライミングに行くと言った。


Kaiの限界がきた為、駐車場近くのスポットで虫捕りに付き合う。

そのうちに交流会メンバーも解散してやって来て、ザックはKaiが捕まえたトンボの名前が知りたいと調べ始めた。

Black saddlebags skimmerというトンボだった。

珍しいと思ったが、意外にもKaiは車に乗ると、窓からすぐに放した。


暑かったから家に帰る前にアイスクリーム屋に行ってソフトクリームを食べた。

おいしかったが、グレープを選んだKaiとレモンを選んだMaoは、私の食べていたバニラが一番おいしいと言った。やっぱりソフトクリームはバニラが一番おいしい。