二日間のグランドキャニオンステイが終わり、今日で自然を巡る旅は終わり。

ラスベガスへ向かう。

お気に入りの景色が見られたヤバパイポイントで、MaoにTakaとのツーショットを撮ってもらった。良い記念になった。

ルート66を通り、セリグマンという街のお土産屋さんに立ち寄る。古き良きアメリカの小さな町。レトロで良い感じの町だ。

 

 

ラスベガスに近づくにつれて、気温がぐんぐん上がり、46℃に達する。

途中で、Takaがどうしても見てみたいと言ったフーバーダムに寄ってみる。

私も名前だけは聞いた事があるが、アリゾナとネバダの州境に位置するアメリカを代表する巨大ダム。

 

 

 

 

橋を歩いてダムを見に行ったが、強烈な太陽とその照り返しでMaoとKaiはすぐに顔が真っ赤になった。

満杯にしていった水筒の水は駐車場に戻る頃には空になった。「命の水」とはよく言ったものだ。人生で一番暑い時間だった。

 

旅の最後のホテルは、シルク・ド・ソレイユの「オー(O)」を観賞する為にTakaが大奮発してくれたラスベガスのベラージオ・ホテル&カジノ。 有名な「ベラージオの噴水」があるホテルだ。

「眠らない街 ラスベガス」は超混み合っていて、ベラージオの駐車場へ入るのもラッシュアワー並みの混雑具合。ホテルの宿泊客だけでなく、カジノへ来る客も後を絶たない模様。

カジノ階でチェックインをして、部屋へ向かう。

大自然で薄汚れた靴を履き、汗だくになってベタベタな私達とは違い、周りはドレッシーな煌びやかな人達で溢れかえる。

真央と私はワンピースとスカートを持って来たが、良かったと思った。

それにしてもナショナルパークの大自然からたくさんのエネルギーをもらって来て、一方でラスベガスという商業主義的な文明をみると、これは紛れもなくどちらも「アメリカ」だと感じた。Takaはどちらかと問われると「俺は自然の中を旅する方が好きかなぁ」と言った。

 

ベラージオの噴水が見えるのと、広いシャワールームにテンションが上がりまくるMaoとKai。

Maoはシャワールームに10人くらい入れると大興奮。

急いでワンピースに着替えて、カジノ階に戻り「O theater(オーシアター)」に向かう。

スプライトとポップコーンを買い、席に着く。

前の方の真ん中に近い席で、かなり迫力がありそう。

 

 

ショーが始まると、どのシーンも目が離せないくらい迫力がある。とても人間技とは思えないくらいのパフォーマンスだが、それと同時に人間の底知れぬ可能性を目の当たりにした。

大自然が見せてくれた雄大な景観と、人間が魅せてくれる果てしないパフォーマンスを体感して言える事はどちらも感激しかない。

Maoはシルク・ド・ソレイユを初めて見て、あまりにも感動したみたいで、シルク・ド・ソレイユに入りたい、彼らはどんな練習をして、どうやって入団したのかと疑問をぶつけてきた。

Maoの夢が広がった時間だった。

 

夜のベラージオの噴水は華やか⭐︎

カジノ遊びする人達⁈の車で道路は夜中も大渋滞!!