ついにここへ来る事が出来た。

中学生の頃、お母さんに連れられて行ったカイロプラクティックの待合室で見たテレビに映った大自然の景色。

あまりにも強い印象のその大自然が、

「グランドキャニオン」だった。

「私、いつかここに行ってみたい!!」と強い希望がその時に生まれた。

カイロプラクティックの施術が始まり、「あなたの背骨、40代だよ。まだ中学生なのにこんな背骨してるなんて」と衝撃的な実状を突きつけられたが、それ以上に待合室で見たグランドキャニオンのインパクトが脳裏に焼きついて離れなかった。

 

昨日の夕方、グランドキャニオン国立公園に到着した。

 

 

デザートビューというポイントを見て、夢が叶ったという話をMaoにしたら、

「え?!お母さんはここに来るのが夢だったの⁇中学生の時⁈そんな前から⁈

Kaiくん!!ママ、ここに来るのが夢だったんだって!!」と言うと、Kaiも、「じゃあKaiくんが、写真撮ってあげる!!」と二人ともすこぶる嬉しそうに私の気持ちに寄り添ってくれた様子が何とも嬉しかった。心のどこかで持ち続けている夢はいつか叶うのだと思った。そしてそれはTakaに感謝する事でもあった。一つはTakaがアメリカ赴任になった事で、グランドキャニオンに旅行しやすくなった事だが、旅行に行こうと言ってくれて、ここまで安全にたどり着いてくれたことが大きい。

 

 

昨日は宿泊先であるヤバパイロッジに行くまでにビューポイントをいくつか周り、夕陽が沈むのも見た。

今朝は4時起きして、マーサーポイントで5:17に朝日が昇るのを見る。

Maoは、「段々太陽が大きくなってきたー!!」と感動していた。日の出、日の入りは本当に壮大な感動を与えてくれた。

 

マーサーポイントでの日の出

 

その後は一旦ヤバパイロッジに戻り、昨日買ってあったサンドウィッチとヨーグルトで朝食にした。

一休みしたら、朝からトレイル歩きをする。

「カイバブトレイル」を歩いてみることにした。

 

 

日陰の場所も多く、Maoは余裕だと行った。

コロラド川までは到底歩けないので、「オーアーポイント(OOH AAH POINT)」で引き返す事にした。

 

 

行きは下り坂で楽だったが、帰りは上り坂で息が切れる。それでも日陰が多くて快適なトレイル歩きが出来た。

 

 

その後はビジターセンターまで戻って来て、ジュニアレンジャーを仕上げた。仕上げるのに一時間半くらいかかったが、無事にグランドキャニオン サウスリムのバッジをゲット。今回の旅行でMaoとKaiはナショナルパークについて理解を深めたと思う。

 

ヤバパイロッジのレストランで昼食にして、その後は「ヤバパイポイント」で絶景を見て、ミュージアムにも立ち寄った。

 

 

 

夜は19:47の日没を見に来た。

サンライズ、サンセット共に見られた事に感謝したい。

 

 

グランドキャニオンは夜は真っ暗になる為、星空も素晴らしくきれいだった。

ロッジの部屋近くからでも十分に見られた。

結局Kaiは眠ってしまって星空を見られなかったが、Maoは昨日の夜に星空を見て、「うわぁ!!こんなに星が見られるんだぁ!!」と感激している様子だった。

 

肉眼で見ると本当にきれいなんだけど…(泣)