先週の木曜日あたりからMaoはカヤに遊ぼうと誘われていたらしい。

同じサブ内に住んでいる事は知っていたが、カヤのママの連絡先もわからずにいた。

金曜日のSpring Danceでカヤのパパにママの連絡先を聞いて連絡をしたところ、カヤのママも「今日Maoがダンスパーティーに来るかどうか気になっていました」とすぐに返信があった。「日曜日に遊ぼうね」とダンスパーティーでもカヤはMaoに言っていた為、今日の午前中に近くの公園で待ち合わせましょう、と連絡をした。

Maoだけ連れて、公園に向かうとカヤはパパとママ、お姉ちゃんと弟の総出で来ていた。一瞬緊張するMaoに、屈託のない笑顔で"Mao------------!!!!"と向こうから笑顔で走って来た。それに緊張がほぐれたのか、すぐに打ち解けてMaoは遊び始めた。

カヤのママのローレンとはその間、たくさん話が出来た。

 

・カヤのパパもママもミシガン出身でずっとこの辺りに住んでいるが、去年の六月にMadison Heightsから越してきたのだと言った。

・パパ(ご主人)はサブ内のメンテナンススタッフだが、以前からとても感じが良い方だなと思っていた、と言うと「そうなの、彼はいつもポジティブに努めようとする人よ」と褒めていた。

・カヤは明るくて良いね、と言うと「そうなの。彼女は私の心の光のような存在よ」と言った。

・Kayaという名前は珍しいね、と言うと上のお姉ちゃん(ソフィア)が生まれた時に聞いた歌の歌詞に出てきたワードが気に入り、まだ第一子が誕生したばかりなのに、次の子の名前は"Kaya"にしようと夫婦で話したのだと言う。

・ママはPhysical Therapistの資格を取る為に夜間学校に通い、日中は学校から出される膨大な宿題に追われている上に加えて子供達の学校送迎で余裕がないの、と言った。

・カヤのお姉ちゃんにサッカーを習わせたいが、この辺の習い事事情がイマイチわからないの、と言ったのでジョージアのママに連絡を取り、彼女の連絡先をカヤのママに教えた。

・ミシガンから出た事はないし、海外へは行った事がないけれど、日本には興味があると言った。とりわけカヤがこうして日本人のお友達が出来た事で外国語を学んだり、海外へ行ったりするきっかけになってくれたら良い、との事だった。

・ママのルーツはフランスとドイツ、パパのルーツはイタリアだけれどそれらの国へもまだ行った事がなく、いつかは行ってみたいものだと言った。

 

あっという間にお昼の時間になり、カヤはまだ遊びたい、TACO BELLにMaoと行きたいと言った。Maoもまだ遊びたいと言ったが、今日はキリをつけて次回にしようと伝えた。午後からはDIAのひな祭りイベントにも行きたいと言っていた。

帰って来て、昼食を家で食べ、13時過ぎにDIA(Detroit Institute of Arts)に初めて行ってみる。ここで毎年日本のひな祭りのイベントが行われているらしい。

会場では折り紙のワークショップや紙芝居の読み聞かせ、琴の演奏や日本舞踊等をやっていた。

最近Kaiは折り紙にハマり始めた為、二人で折り紙のワークショップに参加して、お雛様や金魚、だまし船を作った。

 

 

紙芝居では「ねずみの嫁入り」を聞いた。英語と日本語で読んでくれた。

 

 

こうして、普段なかなか触れる事が出来ない日本の文化に触れられる機会があるのは子供達にとってとても良い機会だと思った。

中には日本人家族が現地のお友達を連れてきているような人達を見かけた。

確かに、こういうイベントを通して日本の事を知ってもらうのも良い機会になると思った。