昨夜は激しい雷鳴で夜中に目が覚めた。

昔、別のサブディビジョンのアパートに雷が落ちて大変な事になったという話を思い出した。激しい雷鳴と光でMaoも一瞬目を覚ましたようだった。

朝起きると、どうやら停電はしなかったようだと察知した。良かった。

天気予報アプリによると、今日は一日強風の日になるらしい。

停電にビクビクするのは、この地に越して来てからだ。そのくらい簡単に停電するから。だって、木の枝の間に電線が通っているからそれに引っかかったり、雪の重みで電線が切れたりすればたちまち停電が発生する。ミシガンに来て一番嫌な事は、この「停電」だと言っても良いくらい。

 

Maoは朝食の時に、毎月有名人について調べて書くライティングがあるのだと教えてくれた。それで前にMaoが書いたのがアメリカの第16代大統領の「リンカーン」だ。

二月は"Black African People Month"で、「ローザ・パークス」について書いたのだと言った。

三月は"Woman's Month"で、Maoは「ヘレン・ケラー」について書いているのだと教えてくれた。たまたまであろう自分が与えた本が今の授業に活かされているのであればとても喜ばしい事だと思う。

Maoは、「最初はハンドライティングして、そのあとパソコンで書いてパブリッシュするんだよ」と教えてくれた。

「え?!Maoちゃん、ワードでタイピングしているって事?!」と聞くと、

「そうだよ」と言った。知らなかった。

日本の小学校ではきっとまだやっていないであろうと思われるスキルをどんどん授業の中で使わせているようだ。さすがは一人一台のパソコンが与えられているだけある。タブレットではなくパソコンというところが重要だと思う。

「閲覧(タブレット)」ツールではなく「自分で作り出す(パソコン)」ツールであるのだ。

ミドルスクール一年生(日本で小学校六年生)であっても、パワーポイントでプレゼン資料の課題が出されても難なくこなしてくる生徒が多数いると、ミドルスクールで働いているママさんから聞いた事があるが、どうりでそれもそのはずだと感じた。

エレメンタリーの段階から、パソコンで課題に取り組ませてどんどんと慣れていくようだ。

あっという間にいろいろな面で親を越えていき、頼もしくなる。

 

今日はBook Clubに出席した後、サブ内にあるクラブハウスでお世話になった二人のママさんの送別会をした。

持ち寄ったお菓子を広げ、コーヒーやジュースもクラブハウス内に用意されている物を飲み放題。

お二人共しっかり信念を持っていて、話をする度に新しい考えを聞かせていただくのが勉強になった。

ママさん達でお茶をした後、一旦バスストップに子供達をピックアップに行き、もう一度クラブハウスに子供達を連れて戻り、全員で記念写真を撮った。

久しぶりに集まる事ができたのは嬉しかったが、別れの集まりはやっぱり寂しさが募る。

日本での再出発という新しい門出をお祝いする会でもあった。

 

【おまけ】

何だか最近飛び出す絵を描く事にハマっているKai

動画で見た通り描いたのか「2024」ではなく「2022」