今日はお友達と出かける約束をしていた。

補習校に出発する3人を見送った後、洗濯と掃除、夕食の下準備をした。

お友達ママさんがピックアップに来てくれて、その後はアルマの家に向かってピックアップした後、アルマ行きつけのネイルサロンへ向かった。

そこはラオスのモン族の方が経営するサロンだった。担当してくれたお姉さんは親の代から移住して来て、自分はアメリカ生まれアメリカ育ちの為、ラオスには一度も行った事がないと言った。

とても清潔感があり、丁寧な施術で良いお店だった。まさかアルマが支払い手続きをしてくれてあり、チップだけ払うといった結果になった為、これはランチをご馳走しないとね、と日本人ママさんと話し合った。

ランチはVillage内にあるお店で、私は初めて訪れるレストランだった。

 

 

このレストランに行った事がある二人のおススメと私が食べてみたいメニューをオーダーしてランチを楽しんだ。



アルマに聞いてみたい事がたくさんあった。

フィリピン人なのに、フィリピンに住んでいなく、カナダで生まれ、ミシガンで育った。そういう場合、アイデンティティの確立はどのようになされていったのかという事や、付き合いやすい人種等あるのか、自分の子供達は韓国人とフィリピン人のハーフだけれど、どのように自己確立をしているのか等。義理の両親が近くに住んでいるし、彼らはアイゼックやアイゼアに韓国語で話しかけたり、やっぱり食事も韓国料理を振舞ってくれるから、たぶん子供達は韓国寄りだと感じる、と言った。

自分だったらそれも何だか思うところが色々と出てきそうだが、アルマはそれはそれとしてさっぱりと受け入れているような様子でもあった。

しかもお義父さんが近いうちに心臓付近(この辺の話は細かく聞き取れなかった…)の手術をするから、健康の為に一万歩歩いた方が良いよとアドバイスしたり、今朝も早起きしてチアシードのヘルシープリンを作り、何個も瓶詰めにして義実家に届けて来たというのだから、すばらしい。

アイゼアの育児と家事をしながら在宅で働き、時には他の州に出張して、義理のご家族ともしっかりやっている。ダイバーシティの国で生まれ育った為、様々な人種の友人もいるし、彼らの事を皆素晴らしいと言う。

日本でほぼ日本人しかいない環境で生まれ育ったMaoやKai、そして私にはない視野を持っているのだろう。

MaoとKaiは滞米中にどれほどの視野と考えを身につけてくれるのだろうか。

この辺りも英語同様に敵わないなぁと感じる日がやってきそうだ。