工場萌え

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
わたくし『工場萌え』でして、

これまでも川崎の海芝浦や浮島、
四日市などの工場スポットへ行き、
非常に「萌え」てきたわけです。

そんなわたくしも、ついに、
インターナショナルな工場萌えに成長しました。

ずっと行きたかった、
ドイツのフェルクリンゲン製鉄所に行ってきたんです。

フェルクリンゲン製鉄所は１８８１年に操業し、
１９８６年まで稼働していた巨大な製鉄工場。

第二次世界大戦中、多くの工場が爆撃される中、
戦火を免れ、戦後の経済に多大な影響を与えた工場です。

１９９４年にはユネスコ世界遺産に登録された、
いわば工場萌えの聖地とも言うべき場所なんです。

歴史話はさておき、、、

フランクフルトからICEという新幹線に乗って約２時間。
そこからローカル線に乗り換え約１５分のフェルクリンゲン駅。



駅からすでに工場群が見えています。
この時点でもう心臓がどきどき。





ついに、ここにやって来ました。






ここでは、工場内部をじっくり見ることができます。
これまで外観ばかり見てきた私ですが、
内部もこれまたすごい。萌えます。




実は未だに稼働していて、
今日だけお休みなのではないかと思わせられてしまう、
そんな工場内部で、操業していた頃に思いを馳せます。

強制労働者も多かったそうです。

当時の映像も見ることができます。
素手で働く人々。危ない！
きっと怪我人も多かったんでしょう。





錆びた鉄の隙間から、緑の植物が生えていて、
まるでジブリアニメの世界のよう。





本当に胸がきゅんきゅんしちゃうような工場でした。

工場萌えでなくとも、ここは楽しめること間違いなし。

ドイツに行く機会があったら、
ぜひ立ち寄っていただきたいです。