家族旅行に行ってきました。
沖縄へ...。
予定していたものの、主人の体調により、いけるか、どうかわからず、その日まで、不安でした。
子供たちにも、行けなくなったら、かわいそうだと思い、1週間前まで言えずに...。

行く、二日前の朝、主人、足に力が入らずに、たてなくなってしまったり、自転車で転んだりして、なんだか、バタバタしました。

自転車通勤の危険性から、もう、仕事も休んだ方がよいのでは...と思い、
主人の職場の上司や、主治医にも連絡を取り、主治医に主人への説明のため、診察をお願いしました。
診察日でもないのに、快く、承諾してくださり、
まず、CTを撮って、そのあと、説明してくれました。
「左の脳が腫れていて、そのために、出来なくなっていることがあるから、仕事は休まなければならないよ」と。
実際に、ちょっとしたテスト...。
・「さくら、ねこ、ひこうき」の復唱が出来ない。
・朝御飯が思い出せない
・「105-7」が出来ない

いろんなことが、頭に残らなくなってしまっている...。

うなだれて、頭を掻いている主人に、「あなたが悪いわけではないんだよ」と、声をかけてくれる...。

励ましてくれる...。

ありがたいです。

そして、職場の上司...、
旅行に行けるまでの日々、無理はさせないと、体調が崩れないように、気を配ってくれました。
私からの連絡にもその都度、丁寧にお返事をしてくださいました。

私の上司も、同僚も、快く休ませてくれて、気遣ってくれました。

そして、
飛行機に乗れるのかどうかとか、旅先で、体調崩していないかとか、それぞれの方々が心配してくださっていました。

旅中は、
主人の足元が不安定な中、小雨が降ったり、長い園内を歩かなければならなかったりでしたが、
子供たちも、お父さんにあわせて、ゆっくりと、後ろを確認しながら、迷子にならないように、気遣いながら、歩いてました。


結果、問題なく、3泊4日の旅を無事に終えることができました。

旅先での、ホテルの方や、出会った方達、皆さんに感謝です...。
楽しい旅をありがとうございました。

誰にお礼を言っていいのか、わからないくらい、たくさんの方々が見守ってくださった、一大事でした。

それぞれの方々に、無事に帰ってきたことを報告しました。

良かったです。なにもなく、無事に帰ってこられて...。
子供達に、絶対に忘れない出来事を作っておきたかったから...。
初めてのこと、たくさん、経験できました。
私は、主人の体調の変化が気になり、気が気ではありませんでしたが...。
楽しかった~、というよりは、安堵感の方が大きいです...。

テモダールも使って、アバスチンも使って、再発...、主人の体はやや、右肩下がり...。表情も時々、きつそう...。言葉も話しにくいような気がします...。ボーッとすることもあります。
忘れてしまうことは、普通になってきました。


そんな状態で、もう、そろそろ、仕事も休んだ方がよいのではと、思い、上司とも主治医とも相談しましたが、
本人は、「行きたい」と、言います。

職場の方は、「仲間だから、支えたい。こちらも注意してみていきます」と、言っていただき...、ホントにありがたいです。

でも、自転車は危ないので、私が送り迎えすることにしました。

私もいつでも、迎えに行けるように、しばらく、お休みをいただきました。

いろんなことは、忘れてしまうのに、仕事に行くことは忘れずに、朝も起きてきます。
そうやって、日々、意欲をもって過ごせることがいいのかもしれませんね...。

やりたいように、見守っていきたいと思います。

介護を楽しんで...。

日々、おかしいです...。
あり得ないことがおこります。
家事も手伝ってくれるのですが、
じゃがいもが、ガシガシしてたり、お米がパッサパッサしてたり、洗濯物が、半乾きで、たたんであったり、
逆に洗濯していないものが、干してあったり、

でも、大笑いしながら、フォローしていきたいと思っています。
笑えるうちは、笑って...。爆笑

そんな風に思えるうちは、幸せです...。