前回の自己への赦しに続き、今回は他者への赦しについて。
他者の場合で、やってはいけないことをもう二度としないと決めているとわかる場合、周りがずっと忘れずに本人を咎め続けることには意味はありませんよね。
せっかく更生しているのに周りがしつこく思い出させて嫌な思いをさせるケースもあります。
もう起こらないことはさっさと忘れて、お互いに清々しく生きる選択をしましょう。

ただまだ本人が変わっていない場合でも、優しい人ほどなるべく相手を赦そうとする傾向があります。話し合うことや赦すことで変わってくれたらいいですが、残念ながら相手がそれでも変わらない場合があります。
そのときには、本当はもう関わりたくないのに無理をしてしまうことが多いようです。何でも赦すのが答えではなく、何よりも自分の心を大切にすることが大切です。
自分の許容範囲を明らかに超えていることについては、赦さなくて良い、もう二度と関わらなくてもいいという選択もできるようになりましょう。

ただ、関わらないと決めた後は、そのことはもう引きずらず、あなた自身は手放して、相手もその先で変わって生きることを認められるといいですね。赦したくないくらい嫌なことであればなおさら、いつまでも引きずって覚えているのは人生の時間の無駄になってしまいます。
すっぱり断捨離して、思い出してもすぐ心を切り替えましょう。

他者への赦しは、境界線がなかなか難しいですが、あなたを大切にするならどうするか、を基準に考えるといいと思います。


えりこっことお話ししたいという方は