私がこれからの子供につたえていきたい心の文化は、人生の喜びは人との交流のなかにあって、その人の愛らしさや美しい心に触れたときだということです。

例えば旅も楽しいものですが、心に残るのは現地の人との思わぬ交流のあったひと時ではないでしょうか。

日本人はよく旅行客として好まれますが、礼儀正しいのみでなく、話しかけられたらなるべく感じ良く振る舞うからだと思います。
そのなかで、相手が物売りとしてではなく現地人としての心をみせてくれたとき、こちらの心も開こうとして、短くも温かい交流が生まれますね。


普段の暮らしの中でも、仕事中でも、誰かの心の美しさに触れさせてもらったとき、それはその後もずっと心の中にあって、暮らしを心の中で彩ってくれます。
暮らしを心の中で彩ることを本当の意味で豊かにできるのは、やはり誰かの心に触れた時が一番と言っても過言ではないように思います。

その嬉しさの中にいて、同じ一つ一つの動作すら大切になったり嬉しい時間になったり。

そういった交流をもてる時間を誰かと過ごす機会は意外と現代は少なく感じます。
どうやったらそういった時間を持てるでしょうか?
私の場合たまたま後にもずっと私の人生に残る美しい人々にお会いできたというのがありますが、その出会いの中で心に残る交流ができたのは、相手も私も心を大切にしてきたからだと思っています。

その意思同士が出会った時、お互いの美しさを認識して自然と認め合うということが起こります。

ですのでやはり普段から心を磨いて、自分にも相手にも美しく心ある自分でいようと意識することがとても大切だと思います。

そうすると人との出会いをより大切にしていくことにもなりますね。

私も誰かにとってそう在りたいです。


えりこっことお話ししたいという方は