第196回通常国会が閉会しました! | 今井絵理子オフィシャルブログ Powered by Ameba

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約1ヶ月延長された第196回通常国会が閉会しました。

今国会は厚生労働省の不適切なデータ比較問題に始まり、財務省の決算文書改ざんの発覚など、国民の不信を招く問題が続きました。
これらは決して許されるべきものではなく、政府に対しては引き続き真摯な説明と徹底調査・再発防止を強く求めていきます。

議員になってはや2年。
それまではテレビやネットなどで得られる情報でしか知ることのない世界だったからこそ、政治家に対する先入観や不信感が拭えずにいました。

しかし、中から見た政治の世界は想像していたものとは大きく異なりました。

「政治家って何をしているの?」「仕事しているの?」
度々聞かれる質問です。

自民党に所属して思うことは、政治家はとにかくよく働くということです。
本会議や委員会以外に、朝8時から始まる部会、各省庁からのレク(説明)、党派を超えた議員連盟の勉強会、法案づくりのための各会派の調整、関係団体からの陳情受け、青年局や女性局といった党務、派閥の勉強会、議院内での勉強会、各地での講演、実地視察、、、仕事の幅が尋常ではないくらい広い。
これに加えて、応援してくださっている支援者や団体等への挨拶回りや後援会活動、地元の有権者との交流や来賓として招かれる会合への出席など、議員本来の仕事というよりは選挙のための活動も必要となります。

一番大切な議員としての仕事である法案に関することや政策作りのことを落ち着いて考えることができる時間帯は、夜の12時を過ぎてからのみ。
休んでいる時間はほとんどありません。
これが大臣クラスになると秒単位のスケジュールらしいです…。
とにかく、体力も精神力もタフじゃないとやっていけない世界です。
体を壊す暇もないほど、熱心に政策の実現に向かって取り組んでいる同僚の姿を見るたびに尊敬します。

政治というのは「正義」と「正義」のぶつかり合いです。
そこに試験のような正解はありません。
100%の国民が喜ぶような政治も存在しません。
当たり前のこの前提のもとで、それでも一人でも多くの国民が喜ぶような、
全ての国民が幸せになることを願って政治家たちは働いています。

私もまだまだ未熟な議員ですが、この志を強く持って働かせていただいています。
私の仕事はつくりだす仕事。前に前に進んでいかなければならない仕事。
たった一つの制度を変更することの難しさを経験し、苛立ち、焦り、くじけそうになることもあります。
しかし、諦める事なく、初心を忘れる事なく、他の政治家に負けずに粘り強く頑張っていきたいと思います。

もう一つ。最近女性の政治参加を促す動きが活発になっていますが、いくら高い志があっても、家族や周囲の理解とサポートがなければ政治家になるには無理があると思います。

私は母と暮らして4年になります。議員になって以後は子育てや家事の大半を母にサポートしてもらっている状況です。両親や息子、周囲の方々の理解があっていまの仕事をさせていただいています。
母に感謝の言葉を伝えることは照れ臭く、なかなかできていないのですが、しっかりと仕事をすること、健康で元気に活動する姿を見せることが私のできる親孝行なのかなと思っています。

応援してくださっている皆さんにも感謝。
これからも自分の足で、自分の目で見て、聞いて、感じて、
世の中が今以上に輝くように、笑顔が増えるように頑張って参ります。

通常国会は閉会しましたが、議員の仕事がお休みになることはありません。
部会や視察、来年の概算要求に向けて緊張感と情熱を持って頑張って参りたいと思います。

最後に改めまして、大阪北部地震、西日本の豪雨でお亡くなりになられた方々へ哀悼の意を捧げるとともに、被災された方々へお見舞い申し上げます。
引き続き災害対策本部や委員会等で迅速に対応し、1日も早い復旧復興に向けて取り組んで参ります。また、連日の猛暑による熱中症も心配です。
決して無理をなさらず、十分な水分補給と適度な休憩をしてくださいね。

今回の災害に関してご意見やご要望、困っていることなどあれば連絡ください。
ホームページやツイッター、ブログ、Facebookのコメント欄でも構いません。
必ずお目通しさせていただき、活動に反映させていただきます。