こんばんは!
昨日の続きです。
お金が底をついてガソリン代が無い・・・
信号待ちでS君に、お前あといくら持っとる?と聞くと
は?もう無ーよ! しかも、M君もT君もあと100円くらいしか無ーらしいよ!と返ってきた。
無ーよじゃねーよ!
まあこの旅を言い出したのは僕だから仕方ない。
自分は1000円しかない。最低1人500円分のガソリンが必要で
4人分は2000円。
ヤバいと思いつつもS君と松本市中心に向かい松本城に到着。
そこで偶然にも地元のナンバープレートをつけた年輩のバイク集団を発見!
これだ!!と思った僕は免許証を見せて、
~すいません、愛知県から松本市までバイクで来たのですが帰りのガソリン代が無いのでお金を貸してもらえませんか?1000円でいいんです。 と
情けない思いをしながらも背に腹は変えられないとお願いしました。
が、それなできんな! って言われてしまいました。 まあ逆の立場なら怪しいヤツですからね。
するとバイク集団の1人がその人に、
お前、トヨタ系列のお偉いさんで金持ってんだろ?助けてやれよ~! と半分冗談混じりに言った。
すると財布から1000円を出して、しょうがないからお前らにやるよ!誠意があるならいつか返してくれ!と笑いながら1000円をくれました。
ありがとうございます!とお言葉に甘えて頂きました。
これで何とかなると思い、映画の中で成田昭次と岡本健一がバイトをしていた松本城横のガソリンスタンドへロケ地巡りがてら給油して、MくんとT君が待ってる場所まで2人で戻った。
戻るとすでに2人は帰っていました。
それもそのはず。30分で戻ると言ったものの、気が付けばすでに1時間半もたっていたからです。
急いで後を追いかけて、途中とうとうS君ともはぐれてしまいました。
当時は携帯電話なんてありませんので、連絡も取れません。
ひとりぼっちになるも、ひたすら19号線を走り 中津川市付近で2人を発見!
もうガス欠して動けなかったらしい。
遅いよお前ら!ムカついたから先に帰ってきた!と言われ ゴメンゴメン!!
あれ?S君は?と聞かれ
はぐれた!と返答。
1000円あるからガソリンを入れよう!
一番近いガソスタにバイクを押していき給油しました。
無事に帰宅して、M君とT君は こんなツーリングはもう二度行かない!と言ってました(笑)
S君も何とか無事に帰ってきました。
ただ写真を一枚も撮れなかったことが心残りだった僕は後日、ロケ地写真を撮るために・・・
(つづく)
今日のポルトガル語講座
sexta-feira セスタ フェイラ 金曜日
ではでは