「ない」と思っていたものがあった。
「ない」と思っていたものは最初からあった。
「ない」と思い込んでいただけで、
なくなってなんかなかったんだ。
本当はずっとあって輝いていた。
でも、「ない」と思い込んでいる目では見つけられない。
1日、1日、この人の社会で生きる中で、
歪んだものに触れたり、傷ついたり、欲が台頭してきたり、
またはカルマにさらされて、
その目は段々と濁ってしまった。
今まで、どれほどの勘違いをしてきただろう。
取り戻さないといけない。
もう一度、
真実を見る目を。
真実の自分を。
本当の自分の欠片を取り戻していけた時に、なんとも言えない喜びを感じた。
もうこれを失いたくない。
自分にも誰にも何にも歪められないように。
強い自分でいられますように。