期待のルーキー呉について書きたいと思います。
彼はルーキーでファームで月間MVPを取り、打率3割超でフレッシュオールスターにも出場。
期待をされてオールスター明けから1軍で出場し始めました。
プロ入り初安打、初打点と記録し、今後が期待されるルーキーです。
最近はショートで主にスタメンとして起用されています。
18球粘ったことでもニュースになりましたね。
ここまでの成績は打率.211、本塁打0、打点6(25試合、85打席)となっています。
ファールで粘ったように魅力は巧打でしょう。四球を11取っていて出塁率もまずまず。
選球眼も悪くはなく、将来の1,2番候補というところか。
長年ライオンズのショートは中島がいなくなってから、固定されていません。
浅村は送球が悪く結局セカンドとなり、金子も同じく送球の不安定さから降ろされました。
直人はもうベテランなので、今後には繋がらない。鬼崎はエラー多く2軍落ち。
その中でショート守備が抜群に上手いのが永江。彼の守備はトップレベルです。
動きを見ていればわかりますよね。
しかし、打撃があまりにもひどいためなかなかスタメンを勝ち取れません。
そこで登場したのが呉なわけですが、現在のところ、なかなか打率が上がってきません。
我慢して使い続けてはいますが、そろそろ.250前後までは打率を持っていってくれないといけません。しかも得点圏打率は1割以下でライオンズワースト1位です。(70打席以上の選手の中で)
下位打線の作ったチャンスをことごとく現在は潰しています。併殺が2あるのもいけませんね。
ちなみに主力では秋山、森がいまだに併殺2です。
チャンスではない場面での打率はそこそこいいんですよね。
チャンスとチャンスでない場面の大きな違いは守備位置です。
チャンスでは前進守備になる場合が多い、あるいはゲッツー体制、外野は前進など。
打撃の基本はセンター方向のピッチャー返しですから、基本を守っている部分があるのでしょうか。チャンスでない場面ならヒットになる打球もチャンスだとゲッツーになることがあるのが野球。特に二遊間の打球です。
この辺の打ち分けが打撃の課題だと思います。現在は相手の配球でまんまと引っかかってる感じですね。
そしてもう一つの課題は守備です。
ショートというポジションは守備が第一なポジションです。
現在の守備ではレギュラーまではほど遠いでしょう。
それもそのはずで、彼は大学時代はセカンドしかやっていなかったようで、プロに入ってからショートを練習し始めたとのことです。高校時代にはやったことあるようなので、
ショート守備が高校野球以下なんですよね。
何よりも問題なのがエラーにならないような消極的な守備であること。
わかりやすいのがこないだのロッテ戦での細谷への内野安打です。
ボテボテのショートゴロなので、前で取り、しっかり送球できればアウトでした。
仮に永江でしたら、アウトに出来てるのは想像できるレベルですね。
しかし、この打球での呉の動きをよく見ると前に行かなきゃいけないところで
後ろに下がっているんですよね。打球反応、判断のレベルが相当低いことがわかります。
ショートの位置であれでは1塁に投げてアウトに出来るはずがありません。
あれはもしかしたら、セカンドの癖かもしれませんね。セカンドでは間に合うので。
それでも野球をやっている方ならわかると思いますが、ゴロをもっと前で取れっていうのは
練習でよく言われました。その基本ができていなのですから、話になりません。
翌日のショート後方のフライを取れず秋山の前のポテンヒットとなったのも、守備力の高い選手であれば取れていました。
先月の決勝打を打たれた場面でよく出てきたのが三遊間を抜けるヒット。
もしかしたら、防げたんじゃないかという当たりが多かった。
守備範囲の広い選手だとあのような打球はグラブが届くんですよね。
ですので、はじくとエラーを取られることが出てきます。
呉の場合は打球に追いつくことができないのか、追いつく気がないのか守備に関しては消極的です。
つまり彼の守備はエラーはつかないけれど、反応、判断が悪くヒットにしているケースが多い。
これは見る人が見ないと気付かない部分でもあるので、怖いんですよね。
ファンも気づかないので、守備がそれなりにいいと勘違いしてしまう。
ショートというポジションは守備力重視なので、現状の打率しか残せないのであれば、
守備力の観点からは永江のほうが望ましくなります。
同じ打てないのであれば、失点を防げるほうが勝ちに繋がるので。
つまり、無条件でスタメン固定で使い続けるのはそろそろ見極めも必要です。
呉のショート守備がまともになるにはあと1年はかかります。
永江のショート守備は既に完成されてるものなので、あとは打撃が.250くらい打てればいいでしょう。今年からバットを短く持って、今後を期待される内容になってきてはいるので、
二人とも向上心を持って競争してもらいたいですね。
今年のオフ、来年のキャンプが鍵を握るでしょう。