ロザンゼルスのはじっこ生活

ロザンゼルスのはじっこ生活

ベトナム系アメリカ人の主人と結婚を機に渡米。3年半のIrvine生活、1年3ヶ月の広島生活を経てロサンゼルスカウンティのはじっこの街に引っ越してきました。

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先日、私の勤める大学(私は事務のおばさん。)で大学職員全体の研修会(?)、カンファレンス(?)的なものがありました。プレゼンがいくつか用意されていて、自分の好きなプレゼン会場に行くというシステムです。

 

テーマも、ワークライフバランス、キャリアアップの方法、学生とのコミュニケーションの取り方など多伎に渡ります。私はまだ勤め始めて短いので、勤め始めて1年未満の人が集まるセッションにまず行きました。そこで皆自己紹介したんですが、「自己紹介は、名前、所属部署、役職、Pronounを言ってね」と指示されました。

 

Pronounってわかりますか?もちろん代名詞なんですが、ここでは自分をどのように呼んで欲しいか、アイデンティティを開示するものです。例えば私は心も体も女性なのでPronounはShe, Her, Hersです。男性ならHe, Him, Hisですね。でももし私が体は女性でも心は男性なら人にHe, Him, Hisで呼んでもらっても良いんです。男性か女性かはっきりしたくない場合はThey, Thier, ThemをPronounとして使うことも出来ます。

 

この取り組みも総じて以前ブログに書いたPolitical Correctnessに繋がるんですね。あとここ数年で、Gender neutralのトイレがものすごく増えました。女子トイレ、男子トイレと分けず、誰でも使えるトイレです。

 

リベラルな大学だとこういう変化への対応、反応は早いですね。リベラルな環境と思考にどっぷり浸かっている私にとっては、これが「普通」のことですが、例えば南部のど田舎のコミカレとかはどうなってるのかなぁ。気になります。

 

でも最近日本でも、ジェンダーレスのモデルとか、男性同士の恋愛ドラマとか、増えてきて時代は変わってきてますねー。良いことですキラキラ