忘れたくないこと | 渡辺恵梨花official

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こんばんは

横浜出身シンガーソングライター渡辺恵梨花です。


ちょっと重たい話になるので
どうしようかなと少しおもったのですが、
いまある気持ちはいましかないからいま書きます。


人間はどうしても忘れちゃいけないことも
忘れたくないことも忘れてしまう

忘れなくてもどうしても薄れていくよね


それは仕方ないのかもしれないけど
生きてると色んな景色見たり色んな人に出会うから
その時その時に影響されたり受けたりするから
薄れるのは仕方ないんだけども。


忘れたくないことがあったのでかく。




昨日、
学生のときの友達が亡くなったという連絡がきました





クラスのムードメーカー的な男の子だったので
友達も多いからLINEですぐにその連絡が回ってきました



仕事中だったんだけど
結構頭真っ白で


たださっきも言ったけど
その時の環境や場所で人は変わるから、

「仕事中」って思うだけで
私は変われてしまったんだよね


これが普通なのかもしれないけど
あとから夜中に本当に急に恐ろしくなった



それからお通夜の日程をみて
また自分が一瞬怖くなった



どうしても外せない用事(音楽関係)があって
丸一日動けない日だった
日程ずらすことも出来なかった


「あぁ、行けない。」

って思ったのと同時に
これからこんなことが増えていくのかな。って思った


音楽関係だったり芸能関係の仕事は
絶対優先順位が決まっているし、
簡単にどうこう休めるものじゃない。


それが仕事だからって
そういうときがこれから増えていくのかなと思ったら
正直一瞬だけそれに耐えれるか心配になったりしました


これは情けないことなんだけども。





多分何かあっても
普通のように過ごせるような自分に
私はなっていく

これからずっと先、もっとそういう風になってく



今日も普通に過ごした


その子のこと思い出した回数も
1人でいるときより誰かといる時は減っていく




今日1日、なぜか罪悪感みたいな変な気持ちがあったんだけど


夜、散歩してて思ったのは、


亡くなった人のことを考えて悲しむことより
生きているうちに最大限に生きることが
何よりなんだと思いました。



その子がもし空から
皆のことを見て何か思うことがあるなら、
その子は自分のことでずっと悲しんでいては欲しくないと思う



どんなに明るくていい人でも
死ぬ時が来て、それを悲しむ人たちがいる

けど、
ずっと悲しんではいられないし
ずっとそのまんまでは私たちも生きてはいけないよね



何か起きても
何かをチカラにしていかなくちゃいけないんだね



と、思った夜でした。



ただ忘れたくない気持ちだったので
書きました。





そして…
偶然なのか分からないけど
昨日の昼間に新曲「遺書歌(いしょか)」という曲が出来たばかりでした


これは自分が死んでしまった時に
周りにいる人に寂しい思いをさせたりしたくないないと思ったのがきっかけで作りました。


なんの偶然なのか、必然なのか分からないけど
彼の連絡を聞いてから本当に驚きました



新曲としてライブで歌う時には、
彼になりきって歌いたい







ただ今はまだ色んな気持ちがあるけど、
学生のときの皆や、私よりずっと交流が深かった人は
本当にいま私よりもっともっと全然辛いと思うので
何も言えないしできないけど、

こんなに若くして亡くなった彼に対してすらも
何て言ったらいいのかわからないけど



ちゃんと私や皆は生きている間は
精一杯生きなくてはいけないなと思いました

生きるよ。



 

直接会いに行けないので、


こんなところですが…
心から、ご冥福お祈りいたします。






そして今日書いたこと
自分の忘れたくない気持ちなので
私も忘れずにしていきたい



そして、しっかりいまある大事なものと
全部真剣に向き合いたい





前に進むし、
ちゃんと生きる







今日より明日、明日より明後日。

全力で生きる!










渡辺恵梨花