インバウンド業界で働くようになり大きなギャップを感じることが多々あります。

 

それは外国のお客さまが求めていることと、日本人である私が価値提供したいものは

必ずしも合致しないということです。

 

 

例えばですが、、、日本の伝統工芸品をもっとアピールするために、地元の職人工房

なんかに外国のお客様を呼び込もうとした場合ですね、、、

おじいちゃんやおばあちゃんはそれを頑なに嫌がるなんて場合もあるのです。

 

なぜなら外国の方に対応する環境が整っていないから!!!

 

よかれと思って提案したことでも、需要と供給が成り立たなければビジネスにはなりませんよね、、、!!

 

 

学問でも似たような事例がありました。

 

それはキリシタン史の研究で。

 

キリシタン史とは、16世紀中葉、日本にキリスト教が伝えられてから

江戸幕府が「鎖国」をするまでの、日本におけるキリスト教の歴史を指します。

 

 

研究に使われるキリシタン史料は国内史料と海外史料に大別されるのですが、、、

 

国内史料は海外史料に比べて、史料的価値が低いのです。

 

例えば禁教令に関する文書、江戸時代の宗門改帳など。

 

やはり1次史料ではないですから、国内史料の内容に偏りが出てきてしまうのも当然かもしれないですね!

 

 

 

ここまで仕事と学問について例を挙げてみましたが、、、

 

両者重要なことは同じではないでしょうか。

 

 

 

 

やはり1次情報を自ら掴みにいくこと!

 

これに尽きる。