後から振り返ると、あの時のセイクラルチャクラに感じた感覚は、

間違いなく彼のものだった。

実際に3次元で統合したときに、いや、手を繋いだときでさえ、

そこから溢れるように流れてくる、暖かくて、優しくて、強いエネルギーが、

彼のものだとわかった。

 

彼と答え合わせができること、

なんて幸せなんだろう。

 

いまだからわかること。

ツインレイの諸先輩のサイトによると、

セイクラルチャクラの活性化は、エネルギー交流に関連していて

それは二人が出会う前から、始まっているそうだ。

 

ところが、その当時、ツインレイなどという言葉も知らなかった私は

ついに夫との結婚生活が嫌すぎて、頭がおかしくなったのだと思った。

 

24時間ずっと、身体はどうしようもなく熱くなり、

彼のことが頭から離れる瞬間が1秒もない。

夜も思うように眠れず、食事も喉を通らない。

 

そうだ、私、離婚しよう。

こんなに彼のことが好きなのに、もう夫とは一緒に暮らせない。

彼には告白さえしていない。

この先も告白なんてしていいのかもわからない。

 

けれど、見つめ合った時の感覚は、本当に不思議で、

必ず、いつか彼と結ばれる、という確信が持てた。

私たちは間違いなく、運命の相手なのだ、とわかっていた。

そう思ったら、そこから先は、一気に動き出した。

 

自分さえ我慢すれば、この生活はうまくいく、

子供は父親も好きだし、子供のためになるから。

そう思って耐えてきた。

収入が自分の半分以下の夫と、

その両親を含むたくさんの家族を誰が養っていくの?

私がいなくなれば、彼らはこの家にさえ住めなくなる。

そんな残酷なことはできない。

そう思って、どんな境遇にも耐えてきた。

 

けれど、そのとき、離婚に対する、不安、恐怖心、自責の念、

離婚までに必要な共同ローンの解消、様々な大人の事情・・・

それらに対する重さから、たった一歩を踏み出すことが億劫になり、

10年間ひたすら我慢して、自分をつなぎとめていた。

その鎖が、一気に切れた。

 

そこからは、ありえない底力と、ありえない勇気、

そして数々のシンクロと奇跡に導かれ、

なんと、3ヶ月で離婚成立に至った。