20代後半で急性リンパ性白血病になるまでの振り返りを綴っています。

偏見もはいってますし口も悪く悪態つくこともありますが、何卒お許しください🙇‍♀️🙇‍♀️

今現在は骨髄移植後5年以上経過し、社会復帰をしてます。

闘病中に、白血病になった方がその後、元気にやっている方のブログを

見つけられずに不安になった思いがあり、今現在までのブログを書いてます。

安心してください、私、元気にやってますから!!

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白血病を告知され、仕事先にあわてて連絡した後のお話です。

 

時系列的に覚えてはいませんが、

 

彼には、病院に行った日の夜にラインで

”体調が悪くて緊急で入院することになった。

落ち着いたら話したいことがあるから

電話したい”

と伝えました。

 

 

翌日の夜だったか、仕事を終えた彼から電話がかかってきました。

 

「大丈夫?どうしたの?」

 

私さと福

「病院に行ったら、検査をして入院することになったよ。

 お医者さんからはほぼ急性リンパ性白血病で間違いないってさ」

 

話している途中からまた涙が出てきました。

 

「え、、、」

 

彼も上司と同じようにやはり絶句していました。

 

さと福

「それでさ、考えたんだけど私たち別れよう」

 

「えぇ、、それはちょっと、、、」

 

私の病気を告げても泣かなかった彼が

(突然のことで涙がでなかったのかも)

別れを告げた途端、泣き声になりました。

 

私さと福

「私は、白血病で5年後生きてる確率40%だってさ。

あなたはまだ若いし、これからの未来がある人だよ。

私はこれから治療をしてもどうなるかわからない。

見た目も変わるし、子供も産めなくなるよ。

やっぱり、縛り付けつことはできないよ。

それに、私が万が一のことがあったら耐えられる?」

 

 

頑張った。

 

私、泣きながら、きちんと言えたよ。

 

まさか私が彼を振る日がくるなんて。

 

この気持ちは本当だった。

 

でも、半分は自分の気持ちが優先だった。

 

この先辛い治療に入った時に、やはり無理になったと彼が私のことを

振ったら、それこそ私は耐えられなくなるんじゃないかと思ったからだ。

 

 

そして治療中、彼を思いやれる余裕もないと思ったのだ。

 

本当に私はずるい。

 

 

彼は黙ったままだった。

 

 

私さと福

「私のこととかではなく、きちんと自分の将来を考えたほうがいい。

今は一時の感情で別れが辛いかもしれないけど、あなたは若いし、

まだなんとかなるから」

 

「、、、ちょっと考えさせてほしい」

 

 

 

 

やめる時も健やかなるときもと誓い合った夫婦なら、

たとえパートナーが病気になっても別れを選ぶ方は

少ないと思います。

 

ですが、カップルの場合、

どちらかが癌に侵されたとき、

どういう選択をするのが正しいのでしょう?

 

皆さんならどうしますか?

 

特に、私達は付き合って数か月程度でした。

そんな関係で、彼に背負わせるのは酷だと思ったのです。

 

 

 

 

この日は一旦電話を終わらせた。