20代後半で急性リンパ性白血病になるまでの振り返りを綴っています。
偏見もはいってますし口も悪く悪態つくこともありますが、何卒お許しください🙇♀️🙇♀️
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急性リンパ性白血病の初期症状は、以下のような症状があります。
頭痛、めまい
貧血、動機、息切れ
あざ(皮下出血)
鼻血、歯ぐきからの出血
発熱、だるさ
上記症状を念頭において読んでみてください
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3月の年度末ということもあり、忙しさはピークに達していた。
そんな中でも様々な症状が出てきました。
●なんか、最近歯ぐきがむず痒い。
心配になって友達の歯科ドクターに口腔内の検査をしてもらいましたが
特に異常はありませんでした。
●たまに夜間微熱がでていましたが、朝になると下がるのです。
夜微熱が出てぐったりして動けなくなり、リポビタンDなどをのんで朝起きると熱は下がっていました。
(今思えば腫瘍熱)
※腫瘍熱とは:
発熱期の間に平熱に下がる時期があり、再び発熱を繰り返すといった 間欠熱( かんけつねつ) という症状を示します。
また、朝や夕方など毎日ほぼ同じ時刻に発熱することが多く、感染症による発熱と違い、寒気・ふるえ、脈が速くなりドキドキするといった症状を伴わないとされます。
●たまに頭痛はしてたものの、ロキソニンで治っていたし
疲れでいつもの片頭痛が頻繁に出ていると思っていた。
上記症状が夏とかなら異変と感じていたかもしれないが、年度末の
忙しい時期だったのであまり気にしてませんでした。
そんなこんなのある日、
診療中にあまりの息苦しさにマスクを外した。
マスクを外すと、酸素が吸えるような状態というか、、。
近くにいた仲のいい衛生士さんに、
なんか息苦しいし最近体調が悪いんだよね
と伝えたら、
なんか顔色めちゃ悪いし、
病院に行ったほうがいいよ!
と衛生士さんに勧められた。
その言葉におされて、やっと病院に行く決意をした。
(あの時の衛生士さんありがとうございました。)
ここで、病院といえば内科とかを想像すると思うが
幼いころから貧血持ちだった私さと福は
血液内科を掲げている内科を訪れた。
医師
「今日はどうされました?」
私さと福
「最近頭痛がするのと、息切れがひどくて。
幼いころから貧血もあるし、貧血が悪化したのかなと。」
医師
「血液検査しましょう」
~~~
医師
「検査結果がでましたよ。
これは、、、ちょっと病院で骨髄検査がいるかもしれないね~。
多分大球性貧血とかだと、、、。
〇〇大学病院とか
う~ん、そこまで必要かなあ」
私さと福
「大球性貧血、、、骨髄異形成症とかですかね。」
医師
「なんとも、、、」
私さと福
(〇〇大学病院は自分が働いているとこはなんとなくいやだなあ。
そもそも、診断に自信がないみたいだから大学病院には送りたくない感じかな)
「母がよく言っていたんですが血液内科で有名な△△病院はどうでしょうか?」
医師
「うん、そうだね!そこがいいと思う!」
(あからさまにほっとしていたw)
医師
「お仕事とかもあるだろうけど、すぐには無理でもこの日なら午前中、別日なら1日中受け入れてるよ」
私さと福
「急には休めないし週末予定があるので、週明けでいいですか?」
(週末彼と温泉へ行く予定を何か月も前からたてていたw)
医師
「まあ、それでも、、。」
(その時の医師から貰ったメモ)
おバカなさと福、
医師の説明を受けて
その日はお世話になった先生の送別会だったので、
そのまま送別会へ向かったのである!
送別会へ向かう途中であまりの体のだるさに母と会う約束をしていた。
母と会って事の顛末を伝えると
さと福母
「そうなの?!。明日お母さんと病院行く?」
さと福
「うーん。急に休みはとれないし、色々と予定詰まってるもんな。お医者さんも週明けでもいいとは言ってたし」
(仕事は休めないしとその当時は本当に思っていた。
それに本当はこっそりとお付き合いしている人と
週末温泉へ行く予定もあったw
さと福ーーー!早く病院へ行って!)
そうしてそのまま送別会へ参加したのです。
この時、開業医では詳しい検査をできなかったので診断を下せずに
大球性貧血
と伝えたのだと思います。
私の中で、学生時代に習った大球性貧血の項目を思い出すと
VB12欠乏による悪性貧血とか、甲状腺機能低下症も書いてあったので
私のうす~い知識wで、ああ、やっぱり貧血が進んだんだ
としか思ってませんでした。
白血病だとは全く思ってなかったのです😂😂
学生時代の教科書
マーカーまで引いてるのに!笑
ちゃんと白血病って書いてあるのに!笑
でもね、
本当に、患者も医師もやらかしています!!
そんなにのんびりとしている場合ではありません。
医師は本来なら、自分の診断に自信がなくても
何か引っかかっているのなら
今すぐ大きな病院へ!!
と患者さんへ言ったほうがよかったと思います。
また、
仮に病気でなかったとしても、
きちんと大きな病院で精査して問題なければ
それでOKです。
患者さんに大病があるかもしれないのに、
診断が間違っているとか
変なプライドで大学病院にはおくりたくないとかで
病気を見落とすよりはよっぽどマシです。
そして私患者側の反省も!
命に関わっているかもしれないのに、なーーーにが仕事に温泉だよ!!
命あってこその人生なのに!!😭🥲🥲
こうして、刻一刻と白血病細胞は体の中で増えていきました。
これを呼んでいる方、
若くても、お年を召していても、
何か異変を感じたら病院へ行ってください!
私は歯科医師として働いてますが
患者さんが
何もないかもしれないけど、
ちょと歯に違和感あって心配だからきましたと
何もないかもしれないのにすみませんと
よく謝られます。
私は全力で
何もないとわかるだけでいいじゃないですか!☺️
よくきてくれました!🥰
謝る必要なんてないですよー😊😊
とめっちゃ喋り倒します!www
そして、
これは?
と心配になる口腔内の症状は
自信がなくても
大学病院に紹介するようにしています。
むしろ、診断の見落としで何かあってもいけないし、自分の腕に自信がないからこそ紹介している😅
また、患者さんから大学病院に行きたいと言われれば
紹介状も書くようにしてます。
それで患者さんが納得するなら個人的にはいいと思ってます。
でもでも、心の奥底では
私の名前でこの患者さん(症例)を
大学病院に送りたくないよ〜
って時も実はあります🥲🥲笑
ある程度は患者さんを見極めて大きな病院に
紹介しないと、大病院もパンクしちゃうんですけどね😰
歯科と医科は色々と事情が違うこともあるので難しいところではありますね💦