ご注意いただかなくても・・・大丈夫ですっ!!-2009102022430000.jpg


タイトルを見て、


「よくある恋愛映画でさ~、

彼か彼女のどちらかが死んじゃうってヤツじゃない?」


と、勝手に思いこんでましたヽ(;´Д`)ノ


すみません、常盤さん。




いざ見てみたら、

とても温かいお話で、

なおかつエンターテイメント性もある、面白いラストが

見所でした。




常盤貴子さん演じる主人公は、

J-WAVEのラジオパーソナリティである

久保田真生。


ある日番組に、北海道の高校生から投稿が。

「笑わないおじいちゃんを笑わせたい」と。


彼女は思わず、

理解し合えなかった亡き父親と自分を照らし合わせ、

言葉を詰まらす。


そこからつながる高校生リスナーと家族、

そして、

リスナーのいくつかの人生を挟みながら、


ラジオが色んな人の「絆」

修復したり、新たに紡いでゆく。





「普段なかなか言えない言葉を、

ラジオの投稿としてなら、伝えられる。」


この映画には、そういった物語としての

あります。




テレビが何千人という人に影響できる媒体、

ネットが時間も内容も含め選択型の媒体で、

ラジオは、ひとり一人のリスナーと

対話が出来るツール、と言える。




そんなラジオの特性を活かしたステキな映画でした。

まあ、「そんな都合よくいかんやろ~」という部分も

いっぱいあったけどヽ(;´Д`)ノ




常盤貴子さんはモチロン素敵だったけど、

私は「仲代達矢」「八千草 薫」さんの演技に

引き込まれていきました。


見終わると、

誰かに「素直な気持ち」を打ち明けたくなる、

そんな映画です。