先日、宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター特任教授の芋川先生による
「紫外線色素沈着・老人性色素斑・肝斑でのメラノサイト活性化メカニズム」
の御講演を拝聴致しました
内容は、組織細胞生物学分野で、
紫外線などの刺激に対して、細胞(メラノサイト・ケラチノサイト・肥満細胞・線維芽細胞)がどのようにシグナルを発し、メラニンを生成させているか
というものです。
紫外線性の色素沈着(日焼け)と、老人性色素斑、肝斑では、メラノサイトの活性化のメカニズムが異なり、
その具体的な違いに関する研究結果を御教授下さいました
非常に難しく、それがどのように、臨床に活かせるのか、よく分かりませんでした。。。。。。
が、この御講演で、馬鹿な私でも、理解というか暗記できたこと、
それは
「シミは22歳からが曲がり角」
ということと、
「紫外線後の色素沈着が消失するまでの日数は、
ということです
要する期間は、
20歳、2~3週間
30歳、120日
40歳~365日~
だそうです
紫外線に関して、
暖かくなってきたけれども、梅雨前だから、まだ大丈夫かな
なんて思いがちな、5月ですが、
実は、
9月よりも紫外線の影響が強い
と言われています
↑気象庁の公式HPより
UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。
http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-50uvindex_manual.html
近頃、街中で日傘をお持ちのマダムを見かけますが、
流石でございますね
普段、日光を浴びる時間が少ないからと、紫外線対策を怠けておりましたが、芋川先生の御講演で、紫外線対策を頑張らねば、と思いました