一時保護


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12月20

ついに退院!となった日


先生から呼び出されて

すぐお話は終わるだろうと

手ぶらでふらっと行こうとすると

看護師さんが

貴重品は持って行かれた方が良いと思います!

と、まるで長く病室を離れるかのような

言い方だったので

「あぁ…そうですね!」

貴重品が入ったバッグを持って

息子に「ちょっと待っててね〜」

と軽い気持ちで病室を出ました


案内されたのは応接室のような

会議室のような

ちゃんと向き合って

お話しするようなお部屋でした。


そこで入院した経緯や

入院中の経過や容態、

退院ができると判断した事や

診断結果や後遺症についてなど

お話を聞きました。

それに加えて、前日の離乳食で

アレルギー反応のような症状があった事と

それに対しての私からのクレームを

お話ししました。

離乳食の件に関しては

看護師の主任の方や先生も

謝られていました。


ここからですわ…。


入院当初から言われていた事がありました。

シングルで育てていて

仕事の両立もあって大変だから

“地域のサポート”として

児童相談所に今回のことを

伝えさせてもらいますと


“児童相談所”という名前を聞いたら

構えてしまうかもしれませんが

今後のことを相談していって

寄り添ってもらいましょう


といったようなニュワンスで

担当の先生からは聞かされていました。




先生たちとのお話がある程度終わったところで

その“地域のサポート”の方と

今後のことも踏まえて今から

お話ししてもらえたらと思いますので…

と言われて


「今からですか?児童相談所の方が

来られてるんですか?」

と聞くと

「はい。我々は以上でこの後は

お会いする事がないかと思います。

今から児童相談所の方をお呼びしますので

こちらで少しお待ちください」と。


じつは

こちらからも児童相談所に

相談したくて数日前に連絡していて

担当が別件を対応中なので折り返すと言われて

折り返しがなく、待っている状態だったから

お話しできるならちょうどよかったと

思いながら待っていました。

(こちらについては詳しくは後日改めて書きますが)


少し待っていると

児童相談所の方々がこられて

今回のことを少しお伺いしても

良いでしょうか?と言われ

質疑応答を繰り返し、

私からは寄り添ってもらえるならと

伝えられる限りのことを伝えました。


そして、渡されたのが

“一時保護決定通知書”




は?


へ?



どうやらもうこの判断が下されて

今日ここへ来られていたようで…


この後こちらで

息子さんをお預かりしますので…


といきなり言われ…

詳しいお話を改めて伺いたいので

児童相談所へ日を改めて

来てくださいということになり…


どこに、、?

誰が面倒をみるの、、?

いつまで、、?

会えるの、、?

え、服は?荷物は?

え?ええ?


何も理解が出来ず…


頭が真っ白になり…


改めてお話しする日程を決めて

児相の方々は先に部屋をでていき


私が部屋を出ると

もう息子とは会わせてもらえず、

入口にはまとめた荷物だけが並べられて

そのまま息子と引き離されてしまいました…


突然息子と会えなくなってしまい

気が動転しながら

思考停止した状態で

「これって断れないんですか…?

え、決定権ないって事ですよね…?」

とその場にいた病院の方に聞くと

「そうですね…これは児童相談所の判断なので

病院側はどうしようもないですかね…」

と心苦しそうに言われ…

病院の入り口まで見送られました…


こんな他人が親子を引き離す権利が

あるもんなんだなと驚きを隠せず…


動揺したまま涙ばかり勝手に流れる状態で

帰宅しました…



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