子どもが0歳から5歳までの間に意識したことは

身体の健やかさを保つこと。

 

親の影響が一番出るところだと感じていたから

一番こだわった。

特にこだわったのは食事と睡眠。

 

 

⚪︎食事について

 

母乳は本人が飲ませたいだけ、どれだけでも飲ませた。

(完全母乳育児をしたかったし、

ミルクをつくるのが、そもそもめんどくさかった)

 

子どもの成長過程において

腸が完全に育つのは2歳ぐらいと聞いて、

2歳までは、特に食べ物にこだわった。

 

パン食や単品食は避け、

ご飯とお味噌汁を基本に少しのおかず、

というシンプルなパターンを繰り返した。

(幕内秀夫さんの本を参考にした)


できるだけ加工の少ない、

素材そのものをとれる食事を心がけて、

できるだけ添加物のない食べ物にするようにした。

お味噌やお醤油の質にこだわったりもした。


つくるものは簡単なものでよかったから

結婚するまでほとんど料理をしてこなかった私にも気楽に取り組めた。

 

3歳をすぎてから、肉や魚の量を増やし、牛乳も徐々に慣らした。

保育園での給食のなかみが気にならないではなかったけど

そこはあまりこだわりすぎないようにした。

 

食べる量については、本人の意思を尊重した。

体に栄養が必要であれば「食べたい」となるし

栄養が満たされれば「おなかいっぱい」と感じるだろうからと、

子どもの本能を信頼した。

その日に食べる適正な量は本人にしかわからない。

 

量が多くて食べられなかったら残してもいい、というのが我が家の方針。

いつも本人には食べれるかどうかはおなかに聞きなさい、と伝えた。

どちらかといえば、おなかがいっぱいなのにお皿にあるからと無理に食べることの方を叱った。

 

ただ、砂糖だけは本能でコントロールできないと教えてもらったので、

砂糖の摂りすぎにだけは注意した。

 

甘いものでお腹を満たすのはNGだと口うるさく言って

ごはんをしっかり食べた上で、少し食べる分にはよしとした。

 

大きくなった今も、子はこのルールのままだ。

ゆっくり食べて、必要な分だけ食べている。

身体の声に敏感で、どんなに食べたいものでもお腹いっぱいの時は絶対に食べない。


なんでそんなことできるの?って聞いたら

え、ママに言われたんだよ、と返ってきた。

三つ子の魂100までだ。

 

 

⚪︎睡眠について

 

もうひとつのこだわりは、寝る時刻。

小学校低学年までは就寝時刻は8時。

高学年になっても、

遅くても9時にはベッドに入るようにさせた。

就寝時刻だけは、本人の意思は関係なく家のルールにした。

 

早く寝かせて自分の時間がほしい、

というのが私の本音だったのもあるけど、


睡眠が健康の基本、たいていのことは眠れれば解決できると思っていたので、睡眠不足にだけはさせたくなくて早めに寝かしつけた。


睡眠も食事と同じで、本能重視。

休みの日は家族全員で寝たいだけ寝た。


そんなわけで

中学生になってテスト勉強が必要なときも

睡眠を優先する子になった。