9月23日 新日本フィルハーモニー交響楽団のジェイド公演に行ってきました
お久しぶりの新日フィル。基本的に私がコンサートに行くのは、行きたい演目とお世話になってる先生がのっている事と自分の予定が合うこと。この三つのタイミングがなかなか合わないのです
さらに自衛隊音楽隊のコンサートも行くようになって、行ける事が本当に減ってたオケのコンサート。ここ数日に二回も行けてとても嬉しかったです
お久し振りの親日フィルはサントリーホール。プログラムはスメタナの「わが祖国」
つい先日Eテレのクラシック音楽館でN響定期のわが祖国が流れましたね!
作曲者名がw 一時ネットが沸いてましたね
それはさておき…
スメタナのわが祖国…というより、「モルダウ」というとクラシックに親しみがない方でもわかるくらいとっても有名な曲が、わが祖国の中の一曲です。
実際に私も学生の時はまず「モルダウ」を歌って覚えました
その後連作交響詩であること。モルダウはその中の一つの曲であるということを知りました。
今回も全曲演奏でしたので、モルダウも楽しみの一つでした
コンサートが始まると…
釘付けになったのは指揮者
サウンドもホールもとっても良いけれど、指揮者から目が離せません
個人的に大振りな指揮が苦手とよく言っているのですが…
その枠を越えていました
初めてあの指揮台を狭く感じました。そして団員や、曲への思い。繊細なタッチまでも全てこちら側に届く指揮者なんてめったに巡り会えません
途中感極まって?漏れる声も素敵でした。
一楽章の頭のハープですっとその世界に引き込まれ、モルダウは今まで聴いてきたものとは別格でした。そしてそれは最終楽章まで同じ気持ちでした。
聴き慣れた曲だけど、こんなにも新鮮に聴けるなんて
この公演だけで終わらせるなんて本当に勿体ない。この演奏を聴けた幸せをいまだに噛み締めています
まだ始まったばかりの芸術の秋シーズン
とっても満喫しています。今シーズンはあとどの公演にどれだけ行けるか…
楽しみな毎日です