廿日市ギャラリーで開催されていた
西本貴美子さんの写真展。



91歳のフォトグラファー。

72歳から知り合いに連れられてはじめた写真。

技術もないし、若くもない自分がどんな写真を
とるか。

だったら面白い写真をとればいい。

恥ずかしい?
いや、おばあちゃんだから
誰も気にしないから恥ずかしくない。 

こんなにアイディアが溢れる撮り方、写真。

写真から湧き出てくる元気なエネルギーに
力がもらえました。

見ていて思わず声が出てしまう
面白い写真がたくさん。

人って面白いものや驚くものに目がいきますよね。

西本さん自信が映った写真以外にも
写真があって、私はそれにも惹かれました。


家にいることが一番多いから
家をスタジオにして、身近なものを
題材にすることが多い。

色の使い方が素敵で、
これなにを撮っているんだろう?と
思う写真もたくさん。
想像していくのも楽しい。

それといつも見えているものや景色の
切り取り方がいい。

ここから見ると、こういう見え方なんだ。と
いつも見ているものへの捉え方が変わります。

身近なものへの愛が溢れる写真だなと
感じました。


なにかを始めるのに、遅いなんてない。

やると決めたらいつだって始められる。

だって今が一番若い。

そう決めて始めた人にだけ、見えてくるものがある。

今いる環境がなにもできないのではなく、
その環境でできることを楽しむ。

環境は自分で作っていくもの。

写真展で書いてあった言葉。

『何事も「うまい・へた」はある。
だけど「いい・わるい」はない。

自己流が一番いい。
自己流が一番大切。』

なにかするときに、上手い下手を気にしてしまう。

上手くできなかったらどうしよう。

そんな気持ちが浮かぶ人も多いのでは。

初めてやる事は上手くできないし、
上手くできなくても誰も気にしない。

人のことなんて、自分が思ったより
気にしていないから。

大切なのは
「自分がやると決めて、自分で考えて行動すること」

やってみることに意味がある。

なにか悩んでいるときは
頭で考えないで、体を動かそう。