[茶系]
樹木の幹、土、日本建築、焼き物等の茶色は自然界から身の回りのものまでたくさん見ることができます。

♢香色(こういろ)→丁子等の香木を煮出して染めた色。茶色の色名の中でも、とりわけ風雅な奥ゆかしさを感じさせる

♢胡桃色→食用の胡桃の果実の固くて割れにくい核の部分の色。木の皮、実の外皮、根の皮を使って染めた色

♢路考茶(ろこうちゃ)→江戸時代の名女形▪2代目 瀬川菊之丞、王子路考の舞台衣裳にちなんだ色

♢柿渋色→渋柿の実を青いうちに搾り、液を寝かせて自然発酵させた上澄み液を布や紙に塗った時に見られる茶色の事

♢団十郎茶(だんじゅうろうちゃ)→初代市川団十郎以来、代々の団十郎が舞台衣裳に使った茶色

♢檜皮色(ひわだいろ)→檜の樹皮のような赤茶色を示します。色名は古く「源氏物語」にも見られます