こんにちは


Aosoraあおそらですニコニコ


今の職場で訪問看護師として働き出して4ヶ月が過ぎようとしております(その前も実は数ヶ月違うとこで働きましたが)


看護師歴23年。

沢山の人たちと出会い、色んな方々の生き様をみてきて、亡くなってしまい悲しい別れも沢山ありました。


病棟勤務を経て、訪問看護を始める前の8年は外来業務をしていたので、亡くなるのが近い方達の看護を最期の時までする事がなかったのですが。


やっぱり在宅での看護の場面では、ご自宅で最期まで過ごしたいという方々と関わる事も多く。


先日、働き出して数ヶ月訪問していた方が逝去しました。「大分仕事慣れたかい?」て言葉少ない方だったけれど、ご自身の苦痛な症状があるのにも関わらず気にかけてくれた優しい方でした。


ご家族も優しく、お辛いだろうに笑顔で迎えてくれて、ご夫婦の思い出話を聞いたり、仲睦まじい様子をみては心がほっこりしたり。


看護師歴が長くても、お別れは辛いもので、ご本人やご家族の事を思うと、なお辛く。なかなか慣れるものではありません。息をひきとったと夜中に呼ばれて駆けつけた時には、涙を堪えるのが大変でした。


でも「皆さんにここまでやってもらえると思ってなくて。本当にありがとうございます」という言葉も嬉しく、「大変だったけど、最期まで本人の希望通りみれて良かった」と言葉を聞いて、ご家族がそう思えた事が心から良かったと思いました。


ご本人も、すみ慣れた場所で、愛するご家族に囲まれて、最期過ごせて幸せな気持ちで旅立ったのではないかと思います。



ご病気になられてから出会い、看護師としてしかその方々に関わっていないですが、これまでどう生きてきた人なのか、大事にしていることは何か、好きな事は何か、ご家族や親族ご友人との関係は、、、など色々な事を聞いて、その方の大事にしている事を尊重しながら看護に当たるようにしています。


利用者さんやご家族から「家で最期まで過ごせて良かった」「来てくれるのを楽しみにしてる」など、ご本人やその大切な人から言ってもらえるのが、1番嬉しいですおねがい


皆様との出会いを大切にしていきたい。そう思う今日この頃です。


死は誰にでも訪れるものでありますが、日本ではタブー視されていた事もありますが、ここ最近は「終活」なんて言葉があるくらい。


どう死を迎えたいか、その前に何を準備するか、片付けるか、死んだ後どうしてもらうか、なんかも考えられるようになってきましたね。


うちの両親も、今の所、特に命に関わる病気にははいませんが、不要な物を処分したり、死んだら「これこれやってねリスト」みたいのを作っています。


私も準備やらねばなーと思います。自分にもいつか必ず訪れるものだから。


自分が何のために生まれて、何のために生きるのか、とアンパンマンソングの歌詞にもありますが、自分らしく生きて、死んでいければいいかな、と思います。


死ぬまで、色んな経験をして、楽しんで、やりたい事を頑張って、訪問看護師として働ける限り働きたいな〜。



何だかダラダラ長くなりましたが、最後までありがとうございましたニコニコ


※読んで不快に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、私個人の、今まで看護師として出会った患者さんや利用者さん達との関わりを振り返って感じる事や思いの記録ですので、ご了承いただければと思います。