結婚にともなうあれやそれやで、4月はお店でごちそうを頂く機会が2度もありました。
両家の顔合わせに選んだのは「日本橋 伊勢重」さん。
創業明治2年!というすき焼きのお店です。
そうです。
両家の顔合わせといえば懐石やフレンチのコースが定番、
さらに鍋料理は「初対面の人間同士では気まずい」という理由から避けられるところを、
私達は「すき焼き」を選んだのです。
美味しそうだったから!!
(全席個室、格式高い雰囲気である、という点も見てます。一応ね。)
ちなみに、結納を省略した形なので、私はここぞとばかりに振袖を着ましたよ。
振袖を着てすき焼きを食べましたよ。
両家そろってフレンドリーな人達でよかったw
終始和やかにお鍋をつつき合いました♪
こちらが前菜。
一口ステーキ。これがもう本当に柔らかくて・・・!!
まずは霜降りのお肉をじゅーっと。
すき焼きのお鍋を乗せている木の器の中には水が張ってあります。
高級なすき焼きなんて初めて食べるもので、お肉の色から店員さんの所作まですべて気になる・・・!
最初は野菜を入れずに、割り下を入れたお鍋でさっと火を通したお肉を頂きます。
これが衝撃の!!とろける美味しさ!!
噛まなくても!!お肉が!!とろける!!
次からは野菜も入れて・・・。
写真では見えづらいですが、この白滝がコリコリで好評でした。
美味しかった~。着物でなければもっと食べられたわw
当初の目的を忘れそうになりましたが、結果オーライオーライ。
もっと私とぶーちゃんで話を振って、楽しい一席にしなければ・・・!
と覚悟しておりましたが、
結局、私たち二人そっちのけで盛り上がってくれましたw
うん、結果オーライよ。
両家顔合わせに「すき焼き」という選択についてですが、
きちんとしたお店であれば雰囲気も問題なし、コースであればお鍋ができるまで間が持たないということもありません。
お鍋も店員さんがほとんど作り、最初のサーブもしてくれます。
もちろん、途中から店員さんは下がり、こちらでお肉や野菜を投入したり割り下を足したりするのですが、その頃には緊張もほぐれているかと。
あと良かったと思う点が・・・
野暮な話、フレンチよりもリーズナブルです。
すき焼きでお酒が進んだとしても、ビールか日本酒。
良い日本酒を頼んでも、フレンチで飲むワイン一本のお値段ほどは、きっついボディブローを食らうことがありません。
何より、ひとつのお鍋(正確には2つでしたが)を囲んで、これ食べ頃ですよ~とか割り下足しますよ~とかしている間に、
自然と会話も生まれていた気がします。
参加してくれた人たちにはとても好評でした。
またいつか、ご褒美やお祝いごとで行けたら・・・せめてランチで・・・(貧乏)。