図らずもいきなりグルメブログのようになってしまったので、
今回から、ちょっと自分の体について書いておきます。
私自身、手術を決意してから、
いくつか私と同じ病気・手術を経験した方のブログを読みました。
そのブログのお蔭で、
お医者さんから詳しく説明を受ける前に、
ある程度心構えをすることができました。
心を整えるのにも、とても助かっています。
だから、私もいざもうすぐ手術を受けるという段階になって、
ひとつのサンプルとして、ブログに残しておこうと思いました。
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潰瘍性大腸炎(UC)が発症したのは、高校1年生の時。
そこから数年は、ペンタサとミヤBMをぐびぐびしながら、
わりと穏やかなUCライフだったと思います。
変化があったのが、大学を卒業するころ。
恋愛や生活環境の変化など、あれやこれやからくるストレスで、
一気にドッカンと再燃しました。
毎日血を見る日々。
関節痛やむくみ。
毒素が体をまわって、40度をマークする高熱が出続けたりも。
この時ほど病状が悪化したことはなく、
地元の病院で相談するも、特にそれまでと同様に薬を飲み続けることくらいしか提案してもらえませんでした。
そんなんでも、若さのおかげか少しずつ回復しはじめ、
1日の大半をトイレで過ごすなんてこともなくなり、
家でフリーライターをするだけでなく、出版社で働きはじめたりと、
まあ日常生活はそこそこに送れるようになっていました。
出版社の後はコスメ販売員として、
長時間の立ち仕事もガンガンこなせていました。
しかし、人の体とは非常に不思議ですねー。
調子が良いと感じ始めた頃から、
年に一回うけていた内視鏡検査のカメラが通らなくなってしまいました。
はい、狭窄です…。
狭窄しているもので奥がどうなっているのかはわからないのですが、
どうも炎症を繰り返している間に進行していたようです。
ここからは手術を決意して、転院してからわかったことですが、
どうも、その狭窄が進んだせいで、トイレ事情が改善されている…
つまり、炎症がよくなっているのではなくて、
狭窄しているせいでトイレ持久力が上がったという、
腸にとっては可哀想な適応の仕方をしちゃった…?という仮説が出ています。
転院後撮った造影剤を使った写真を見ると、
左側のお腹がダイナミックな長さで狭窄していました…。(ちょっと悲鳴ものでした)
トイレ事情が落ち着いているおかげで体力はあるのですが、
やはり狭窄の仕方を見ると、手術は不可避…
ということで、
20代ももうじき終わりのこのタイミングで、ざくっと摘出手術をすることを決意しました。
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とはいえ、
病気の話をしてばかりなのも(私が)つまらないので、
好きなことを好きなように書いていくつもりです。
病気のこと、手術のこと、何か詳しく知りたいことがあれば、
コメントでリクエスト頂ければちゃちゃっと書きますので、お気軽に^^