今回は、天才と呼ばれる野球選手イチローの名言です。


"When I'm in a slump, I ask myself for advice."

『不振の時は、他の誰でもなく自分自身にアドバイスを求める。』

- Ichiro Suzuki
(1973-)

【解説】
日本だけでなく、アメリカ大リーグでも前人未到の記録を打ち立てたイチロー。 2019年3月、東京ドームで行われたメジャーリーグ開幕戦に出場した後、現役引退を発表しました。

2009年3月のWBCでは周囲からのすさまじいプレッシャーのせいか、打撃不振に苦しみましたが、決勝戦で貫録の決勝打を放ち日本を2大会連続優勝へと導きました。

試合開始前の準備、練習内容、試合中の身体の動かし方に至るまで、常に厳密に同じであることにこだわるなど、独特の集中力の高め方で知られる「野球の天才」。

そんなイチローはアメリカでの現役時代に専属通訳をつけていました。
あまり知られていませんが、本人は英語もスペイン語も流ちょうに喋れたそうです。
メジャーリーグには南米出身の選手も多く、彼らとはスラングを交えたスペイン語で盛り上がっていたとか。
それにも関わらず通訳を通して微妙なニュアンスを絶対に間違えずに伝えたいという所に彼のこだわりが垣間見えますね。

孤高の精神を持つ、実はお茶目な天才の「自分の問題を解決できるのは自分だけ」という名言、考えさせられます…。