【映画】江口洋介主演映画「闇の子供たち」を観て | 映画やドラマの感想日記

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新作、旧作問わず映画やドラマの感想を日記にしてみた。

この映画のタイトルを見た時、小松左京の小説を
映画化したのかと勘違いしてました。
あの短編集の中の一編をどのように映画にしたのか、
壁の中のシーンをどのように2時間のドラマに仕上げたのかが
気になりましたが、あらすじを読んだら全然違う。
小松左京の小説は「闇の中の子供」、
この映画は「闇の子供たち」
タイで行われている臓器売買がテーマでした。

実の親が貧困の為に子供を売る。
売られた子供は幼児売春をさせられ、エイズになった子は
文字通りゴミとして捨てられ、健康な子は日本人の子供の
心臓移植提供者として生きたまま麻酔をかけられ殺される。
そんな実態を江口洋介演じる新聞記者、NGOボランティアを
宮崎あおい、人と目を合わせて話せないカメラマン妻夫木聡らが
追って行く。

何か書こうと思うのですが、言葉が上手く表現出来ない。
闇の深さを伝えられる文章が組み立てられない。
途中、耳を塞ぎたくなったり吐き気を催すようなシーンが
あり、席を立とうと思った程。
事実、1組の友人同士とおぼしき女性達が席を立ち、
戻ってこなかった。

この映画に答えはありません。
このような現実を日本人に知ってほしいという想いだけが
伝わりました。

蛇足ながら・・・
ラストシーンの江口洋介。あのシーンは必要だったのだろうか。
新聞記者を続け、贖罪の意味も込めて記事にし続ける必要が
あったのでは?
また、エンドロールでサザンの歌が流れましたが、この時ばかりは
「か、軽い。この映画にはふさわしくない」と感じてしまいました。
サザンは湘南の海が似合っている。
好きなんですけど、この時ばかりは、のけぞってしまいました。
この映画、色々な人に観てほしいと思いました。


闇の子供たち




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